やっぱり企業も子育ても自主性が大切!「会社を潰すな! 崖っぷち社員たちの企業再生ドラマ」を読んで

ビジネス

今回は、小島 俊一さんの著書をご紹介します。

会社の債権回収のために、会社を潰すために銀行から出向した主人公が、

7月からタイ赴任を予定している私の境遇と似ていることで、共感できることが多かったです。

娘へのメッセージ

「企業再建もやっぱり人!なぜやるかの理由を自分で見つけなさい!納得する努力をしなさい」

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本書を読んで特に刺さった内容を3つに分けてご紹介いたします。

①自主性を育てるアクティブリスニング

命令型マネジメントから質問型マネジメントの転換

人は命令されただけでは動かない。自分で気づいたことしか納得して動かない。

課題があれば自分自身で発見し解決する他に道はない。相手を信じて待つ。

誘導してはだめだ。誘導からは何も生まれない。

スタッフは店長にどんな関係になりたいと思っていると思いますか?

スタッフは店長にどんな風に接してほしいと思ってると思いますか

スタッフ皆が店長に話を聞いてほしいと思っている。しかし教師が生徒に接するみたいに、一方的に指示ばかりしていた。

傾聴・受容・承認。最後まで自分の価値観を横において相手の話を聞く

アクティブリスニングとは、相手の中にある事実と感情を積極的に把握しようとすること。

「目の前の人を幸せにするために何ができるだろう?」と自問する

どうしたら相手の行動と意識に変化が生まれるか?

行動が生まれない理由として、なぜやるかの理由がその人の中に生まれないと難しいその理由を作ってもらう、もしくは作るサポートをあなたがすることが大切である。

行動が生まれる理由が自ら生まれないと、行動は長続きしない。

②経営再建の3つの側面

ファイナンス(お金)とマーケティング(売り方・売り先・売るもの)とマネージメント(組織のパフォーマンスの最大化)の3つ。しかし、マネジメントは軽視されすぎている。ファイナンスは再建の入り口で出口ではあるけど、コアじゃない。

従来にないマーケティング戦略も必要だ。

しかし、それをささえるメンバーのモチベーションアップこそ、経営再建に一番求められている

経営再建にはコミュニケーション、チームワーク、自主性、主体性が必要

③シャンパンタワー

一番上のシャンパングラスが自分、二段目が家族、三段目が近くにいる仲間や仕事のメンバー

一番上の自分のグラスを満たさなければその下のグラスは満たされない

【まとめ】

本書を通して、経営再建やマネジメントも、自主性、主体性の構築が必要だと感じました。

そのためには、アクティブリスニングを用いて、相手の中から自分自身で答えを見つけることをフォローしてあげることが大切ということ。

子育ても同じように、長く続けて欲しい行動があるのであれば、子供自身が答えを見つけるフォローをしてあげることが大切だと実感した。

最近娘は何かを指示すると「なんで?」と聞いてきます。

納得する努力をしていることは、とても素晴らしいことだと感心しました。

私も見習って、上司からの指示や会社からの指示に対して、「なぜか?」と問うようにして、自分自身で納得する努力をしていきます。

行動が生まれる理由が自ら生まれないと、行動は長続きしない。」ということを覚えておきます。

上司から言われたから、先生から言われたから、親から言われたから、と盲目的に相手のことを鵜吞みにすることがないように、親自身もその姿を通して、娘に伝えていきます。

私自身のシャンパンタワーの一番上を満たせるようにたまには、たまにはストレス解消の時間を作ってもいいかな笑

そして本書からも学んだ

誘導せず、じっくりと「待つ」こと。

他の本を読んでいると最近「待つ」ことの大切さに目が留まるようになりました。

「待つ」をもう少し学んでいきたいと思います。

この度も最後までお読みいただきありがとうございました。

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