本書のストーリー
HSP。人と接しづらいと感じている主人公の鈴木達也、30歳。ウェブ制作会社の営業部で働いています。
会社に行くために家を出た瞬間から、もう帰りたくなっているそんなサラリーマンでした。
しかし、ある再会をきっかけに人生が激変していきます・・・
今回のブログでは、主人公が旧友、会社の先輩、お客さんとの出会いを通して学んだことをもとに、伝え方のコツ、SNSの活用法、相手の言葉の扱い方を紹介させていただきます。
この記事ポイント
- 結果を出すための行動を、結果が出るまで
- 相手の立場に立つこと
- 言葉は”誰か”に伝えるために存在している。その”誰か”がいるおかげで、伝わる言葉が生まれる
結果を出すための行動を、結果が出るまで
人からアドバイスをもらうときに、このようなことを思ったことはないでしょうか?
「そんな時間があるなら仕事するよ」
「俺には、そのやり方合わないよ」
「人には人のやり方があるから」
本書で、主人公が社内教育を行うことになった際に同僚や社員に声をかけ、返ってきた回答です。
今回のブログを読んでいた方も、同じように思ったかもしれませんね笑
返答に対して下記のように主人公は思いました。
「そんな時間があるなら仕事するよ」→自分もそう思っていた。人から学ぶことで効率よく仕事ができることを知る前は。
「俺には、そのやり方合わないよ。」→自分もそう思っていた。そのやり方を実際にやる前は。
「人には人のやり方があるから」→自分もそう思っていた。もっともっと優れたやり方を知るまでは。
もちろん、現状のやり方がすべて間違っている訳ではないかもしれません。
しかし他のやり方を学んで実行することも大切です。
本書では主人公の部長の話が載っております。
過去に営業成績一位を取り部長に抜擢されたが時代の変化によって昔の手法は通じなくなり、
本人もそのことは気付いていました。
しかし自分のやり方を否定することは自分の価値がなくなってしまうように思え、昔のやり方を盲目的に部下に伝え続けました。
部下はうまくいかずに人は離れ・・・
そんな部長が主人公の新しい営業手法を学び、新しい成果が得られた際に述べた言葉が下記のとおりです。
「過去の延長に未来があるわけじゃない。だから過去に縛られちゃいけない。」
もしかしたら、もう少し良いやり方があるかもしれません。まずは試してみるのはいかがでしょうか。
相手の立場に立つこと
本書では社内で営業成績1位の山田先輩が登場します。
その山田先輩は「会いたい人」の中から、「本気で役に立ちたい」「役に立てる」と確信した人たちに会おうとしています。
しかし主人公は「相手が自分に興味を持ってくれない」と自分はずっと相手のせいにし続けていました。
そして自分に興味を持っていない人との出逢いを積み重ねた結果、「自分は興味の持たれない人間なんだ」と思い込むようになってしまいます。
しかし実際には違うことに気付きました。
自分が相手に興味を持っていなかっただけということに。
大切なことは”相手の立場に立つこと”です。
相手の立場に立つことで大切なことは
「どうなりたいか?」が分かったら、「どう思われたいか?」が必要になる。です
もし仮に、自分は「人を幸せにするための仕事」をしている人の役に立ちたい、そう思っているとします。
その「どうなりたいか?」が分かったら、そのために、その人たちに「どう思われたいか?」が必要を考える必要があります。
本書でも主人公は当初、自分が居酒屋で食べたご飯のばかりの投稿をしており、
「イカ最高!!イカが一番好きです」、「カキフライ最高!!」、「おでん最高!!」などなど。
主人公自身も「ごはんばっかり載せている30歳のオジさんだな。こいる、だから太るんだよ。」と自分でも思うほどでした笑
それでは「どう思われたいか?」を、SNSを使った具体的な方法に落とし込んでいきます。
言葉は”誰か”に伝えるために存在している。その”誰か”がいるおかげで、伝わる言葉が生まれる
ブログをやられている方はすでにご存じのことかもしれませんが、 待つことが基本のウェブサイトと違って、
SNSは自分から率先して、会いたい人と繋がることができるツールです。
SNSに投稿する際に意識する大切なことは、”どう貢献できるか?”です。ただ「いいね!」をもらうための投稿ではなく。
具体的な方法は下記のことを意識することです。
一人一人を思い浮かべて手紙のようにFacebookの投稿を書く
- どんな悩みを持っている人と出逢いたいか?
- その人とどんな時間を過ごしたいか?
- その人にどうなってほしいか?
投稿をすると同時並行で、いろんな人のFacebookも読み続け、感動したら、感動した理由を必死で探し、自分の文章にも反映させることです。
そうすることで重要な変化が生まれてきます。
- 「相手のことを考えれば考えるほど、物事の見方が変わっていく」
今まで興味すら覚えなかったものに目が行くようになります。
「この本は○○さんの役に立つかも・・・」「今のうまくいっていない体験がもしかしたら誰かの役に立つかも・・・」と。
- 「良くなることだけを考えることは、こんなに楽しい」
毎日投稿を続けることで、昨日より今日が少しでも良くなるように感じることができ、必死で学んで、必死に行動したいと思えるようになります。いつの間にか不安を覚えている時間もなくなるかもしれません。
本書では下記のような記載がありました。
「その人の立場に立って、その人たちの気持ちになって、その人たちのための幸せの提案をすること。」
「伝えたい”誰か”がいるおかげで、伝えたい言葉が見つかる。 」
「言葉は”誰か”に伝えるために存在している。その”誰か”がいるおかげで、伝わる言葉が生まれる。」
言葉というのは、伝える相手があって意味を持つと思います。
相手がいない言葉は、独り言のようになってしまうかもしれません。
伝える相手を見つけることができれば、そのブログ記事は、相手のことを考えてくれている人に届き、
「このブログは○○さんに教えてあげよう!」とそう思って広がっていくはずです。
まずは伝える「誰か」を意識して、ブログやSNSを更新していくのはいかがでしょうか。
まとめ
本書では、主人公がSNSでの投稿を相手の立場に立つことを意識したことで、
初めてお客さんから主人公のアドバイスを大切に受けっとってくれて、お客さんから感謝されたときに下記の通り感じました。
人から興味を持たれることの喜びを、自分の言葉を大切にしてもらえる喜びを感じていた。
相手の立場に立ち、伝え続けることで、こんなに信じてもらえて、自分の言葉を大事にしてもらえる。
自分もいつかこんな感情を抱けることができるように、ブログの更新を続けていきたいと思いました。
本書を読んで今回のブログを書くことを決意しました。
今回のブログの相手、”誰か”は自分の”妻”です。
妻は一年以上ブログを続けており、一週間に一回のペースで更新をしております。
自分と同じようになかなか閲覧数は伸びてないのが現状ですが、この記事が 少しでも参考になってくれれば幸いです。
→自分が興味を持ってもらえてないのは、自分が相手に興味を持ってないからかも。「どう思われたいか?」を意識したSNSの投稿を。
居酒屋に行ったとき、「イカ、カキフライ、おでん」など自分がSNSで投稿していた好物が出てきたら、うれしいですよね?
相手の立場に立った行動が大切です。
この度は最後までお読みいただきましてありがとうございます。
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