今回は高橋光久さんの著書「たった3週間!業界No.1続出のアドバイスしないマネージャー研修: リーダーが勝手に育つ!次世代養成コンサルティング思考」という本をご紹介いたします。
本書の著者の高橋さんの夢は「日曜の夜に明日会社に行きたくて興奮する社会にする。」と冒頭で書かれております。
自分の中でも、この言葉はささりました。
このブログでは、仕事が楽しくなり、会社に行きたいと思わせてくれる方法を3つご紹介いたします。
ピンチはチャンス!!
ピンチのときほど「チャンス!」と言ってください。 思うだけではなく、言葉に出してください!
特にピンチになった時にはネガティブな思考になります。そのネガティブな状態から一旦抜け出す必要があるんです。
「チャンス!」と言うことで、ネガティブ思考を止めることができます。 ピンチなのにチャンスと言ってしまうと脳の中で矛盾が生じます。 心理学では認知的不協和と言います。
矛盾が生じていることを解消させて調和させたくなり、どちらかに合わせたくなるんですね。
ネガティブに感じているのは思考ですが、「チャンス」と言ってしまうのは言葉となります。
考えていることと言葉ではどちらが心に影響を与えるでしょうか。
実は、言葉に出したほうが心に影響を与えるんですよね。 言葉と動作は心に影響を与えるんです。
落ち込んでいる時に「よし!」ってガッツポーズを取ったり、「チャーンス」って笑顔になってみましょう。
【言葉と動作】を自分の味方にする!
成果の方程式は「どんな気持ちで」×「何をするか」です。
売上を上げなければ・・・、と思い数多くの訪問していく。
「イヤイヤやっても成果が出にくい」のは想像がつくでしょう。
ピンチのときこそ、チャンス!!と言葉に出して、ガッツポーズをしてみましょう
心が変われば、態度が変わる
態度が変われば、行動が変わる
行動が変われば、習慣が変わる
習慣が変われば、人格が変わる
人格が変われば、運命が変わる
運命が変われば、人生が変わる
仕事に対する「心」を変えてみましょう!きっと仕事が楽しくなり、人生が変わります。
仕事の意味や目的を導き出す
ここでは、仕事の意味や目的を導き出すことが、仕事の楽しさにつながることをご紹介いたします。
本書では仕事が楽しいと思う共通点は、下記の3つを挙げております。
1.人との繋がり感謝されて社会的貢献感を感じている
2.自分が成長し自己実現を感じている
3.ゲームをしているように仕事自体が面白い
あなたはどれか一つでもあてはまっていますでしょうか?
あてはまるものが一つもない場合は、今回の方法が役に立つかもしれません。
まずここで、石切職人の例を挙げます。有名な話なのでご存じかもしれません。
3人の石切職人への質問「あなたは何をしているか?」
一人目「見ればわかるでしょう!石を切ってんだ!」→仕事=「作業」
二人目「私は塀になる石を切っている」→仕事=「作業」
三人目「私は世界が平和になるために、みんなの心を清らかにする世界一の教会を作っている」→仕事=「人生の目的」
各人によって同じ仕事なのに、捉え方が全く異なっていますね。
つまり仕事自体に意味があるのではなく、行う本人がどう捉えて仕事をするかということで、仕事の意味が出来上がるのです。
その人が感じる仕事の意味、それが自然にその人が仕事をする目的になるのです。
現実の世界では、仕事をする目的が「食べるため、生きるため、お金のため」だったとする方は多いと思います。
すると辛い現実が訪れる可能性があります。
お金があるならば仕事をしたくないということになり、私たちは毎日したくないことをしているということになります。
したくないことを毎日何の目的もなくする、これは非常につらいことですよね。
その状態でやりたくないことを一生懸命やっても、お客様に本当の幸せを届けることはできないと思います。
辛いな~と思いながらする仕事は本人だけではなく、関わる人みんないいことにはならないです。
それでは、仕事の意味や目的を導き出すにはためにこんな方法はいかがでしょうか。
【何のために】仕事をしているのか
その仕事を通じて【何を得る】のか
【誰に】【どんな喜び】を届けるのか
この3つを自分で考えることで、仕事の本当の意味や目的が見えてくるかもしれません。
与えれた仕事を淡々とこなす前に、少し時間を取って仕事の意味や目的を探してみましょう。
意識して自分・相手のいいところを見る!これを習慣化する!
人は「かけている点」を見つける天才。何も考えずに自然にできます。
でもいいところを見ていくには、努力が必要です。
相手の良いところが見つからないを解消する方法をご紹介いたします。
良いところが見つからない相手の方は、「毎日会社に来てますか?質問すると答えてくれますか?」という質問を一度自分に投げかけてみましょう。
コロナで今まで当たり前だと思っていたことが当たり前ではないということに世界が気づきました。
会社に行けることが当たり前ではなかった。
会社に行きたくても行けない日々がある。
一緒にお酒を飲んでくだらない笑い話をする日常も叶いにくくなりました。
マスクなしで人と話ができることほど嬉しいことはない。
当たり前なことに感謝できた時、どんなことにも感謝できるようになります。
自分や人のいい点がどうしても見つからない時、自分や相手が当たり前にしていることや、当たり前の姿勢をいい点としてみることができる。
会社に来ているだけでありがたい。仕事をしようとしている姿勢だけでありがたい。なんなら生きているだけでよし。
人間関係が原因で、会社に行きたくないと思ことも多いかもしれません。
しかし、相手が当たり前にやってくれることに感謝をすることで、良いところが見えてくることがあります。
もちろん相手の良いところを見つける方法は、自分に目を向けることで、自己肯定感をあげることができます。
自分の現在の能力を他人と比較するのではなく、過去の自分と比較してみましょう。
今は当たり前のようにできていることが、新入社員の時や、異動当初の時にはできなかったことはたくさんあると思います。
電話出ること、社内システムの入力、会議の取りまとめなど。
自分が成長していると感じることで、仕事はもっと楽しくなります。
相手や自分の欠けたところに目を向けるのではなく、欠けていない部分に目を向ける習慣を意識しましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
本書は、上司の心構えを中心に書かれておりますが、今回は仕事を楽しくするコツ3選ということをまとめさせていただきました。
上司の心構えなどは、別途まとめさせていただければと思います。
日曜日の夜は、サザエさん症候群と呼ばれ、正直自分も会社に行きたい!と思うことは少ないです笑
一人でも多くの人が、会社に行きたいと思える人が増えることは理想です。
しかし「会社に行きたくない」と思う人が減ることも大切なことだと思ってます。
このブログが本書で書かれている「日曜の夜に明日会社に行きたくて興奮する社会にする。」の一助になっていれば幸いです。
そして会社に行きたくないの気持ちが少しでも、小さくなっているだけでもうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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