今回は「鵫巣和徳」さんの著書で
「ストレスフリーな52歳からの働き方」をご紹介いたします。
本書を読んだきっかけは、前回紹介をした本と同様に、自分自身のキャリアについて漠然とした不安や自分のやりたいことをどのように実現させていけばいいか悩んでいたためです。
さらには会社にいる人の大半が50歳後半と言うこともあり、その方に何か大切なことを伝えられたらいいと思い読みました。
このままの働き方で大丈夫かな~と不安を感じているサラリーマンの方に是非お読み頂ければと思います。
娘へのメッセージ
「大人に流されずに、あなたの価値観を大切にして、パパにも教えて下さい」
本書を読んで特に刺さった内容を3つに分けてご紹介いたします。
1.人に雇われずに自立する
独立起業のハードルが極めて低い時代に生きていると言えると考えています。それにはまず、みなさんが「このままでいいのか」と自らに問いかけ、30年先を見据えて準備を始めることが大切です。
2.人生100年モデルを自分たちで作り始めたZ世代
人生100年の過ごし方で言えば、例えば最初の20年はフルタイムで学び(その学びも場合によっては世界最先端の学校のオンライン授業ですら受講可能)、その後就職して10年働き、そこから3年留学し、その後別の会社で10年働き、さらに大学で3年間学び、4年会社勤めをしたのちに独立起業して30年間働き、その間にボランティア活動に参加する、
自分の人生の大事なことを他人の世界観に従って決めて生きていくという概念はない
人生が100年あって会社での勤めはせいぜい70歳までだと最初からわかっていたならば、残りの30年を生きていくためにはどこかの時点で独立して自分で自立して生きていきたいと思うのは当然で、こうした若者たちの行動の特徴はむしろ人生100年時代の生き方としては正しい生き方なのだ。
会社との関係はいずれ終了する。
でも人生はまだまだ続くのだから、52歳からの第2の人生の準備を始める
3.リアル書店に行く
リアル書店に行って、全く違う世界観の本に出会うということは、この後に書く「付き合う人を変える」ことにも通じます。反対にAmazonばかり利用するというのは、同じ会社の人とだけ付き合うことに似ています。
ぜひ、一カ月に何回かはリアルの大きめの本屋さんに行ってみてください。
まとめ
本書を読んで自分自身が将来に対して不安に思っていたことを、改めて認識できました。人生100年時代と言われているなかで、老後の生活のためにも会社にしがみつくのではなく一人で生きていく力を身につけていこうと思います。
特にZ世代の若者は我々の世代よりもしっかりと将来を考えているのかもしれないと思いました。
若い方とも話す機会を増やして、自分の価値観をアップデートしていこうと思います。
今までは読む本を探すときはAmazonのおすすめからだったので、自分自身もリアル書店に行き、セレンディピティ(偶然の発見)も増やしていこうと思います。
自分自身の子どもから感じる価値観のギャップというのも大切にして、その違いを楽しむぐらいの感覚で日々子どもから学んでいきます。
この度も最後までお読みいただきありがとうございました。
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