娘へのメッセージ
「『ありがとう』と言えるだけで、あなたの人生も、周りの人の人生も幸せに近づく。当たり前のことは一つもない。どんどん『ありがとう』を言いなさい」
今回は武田 双雲さんの著書、『「ありがとう」の教科書 良いことばかりが降りそそぐ感謝の技術30』をご紹介いたします。
本書を読んだきかっけは「GRATITUDE (グラティチュード) 毎日を好転させる感謝の習慣」の本の要約のYoutubeを聞いて気になったため、本を検索したところ関連書籍で『「ありがとう」の教科書』が出てきました。
サンプルを読んでみて、とても心に刺さる内容だったので、購入をしました。
本書には、感謝を習慣化して人生の幸福度を上げる30の方法が紹介されております。
このブログでは、その中でも特によかったものを9個厳選しました。
冒頭の感謝が大切な理由を合わせて全部で10個に分けてご紹介をさせていただきます。
少しでも興味を持った方は、ぜひ本書を読んでいただければ幸いです。
「ありがとう」が必要な理由
「いい大学に入れば、良い会社に入社できる」
「いい車や高級な時計を手に入れることが、成功者の証だ」
「庭つきの一軒家を買えば、幸せになれる」
このような「ないもの思考」では、いくらこれらを手に入れても、またほかの「ないもの」を探し続ける。
そうではなく「ありがとう思考」を身につけることで、あなたは今すぐ幸せになり、そのエネルギーに引き寄せられさらに数多くの幸せが集まってくる。
メディアやSNSは人に興味を引かせるため、ネガティブな情報を流すことで視聴率を稼いだり、アクセス数を増やそうとしている
その思惑をまともに受けた人は「ないもの思考」をさらに強化し、周りの人にもその常識を押し付けるようなる
それに影響され、ネガティブに考える人が量産される
こうした情報が日に日に増えている世の中で、風潮に流されないためには、自分の幸せを見つけ出し、継続させるために、「感謝」が必要
テレビやネットニュースなどは、ネガティブな情報があふれています。人々を不安にさせることで、視聴率や閲覧数を稼いでいるので、これは仕方のないことです。
テレビを一日見ないだけでも、不安が減り、心が休まると思います。
高級な車や家を買わなくても、自分自身が「ありがとう」を使うことで、お金を使うことなく幸せを感じる方法があります。
01 感謝の言葉が、あふれた人生を作る
あなたの想いは「言葉」にしたいと叶えることができない
レストランでオムライスが食べたいと思っても、「カレーライスをください」と店員さんに注文したら、オムライスは運ばれてこない
人は「言葉→脳→行動」という順番で動き、自分の言葉が自分の行動を決めている。
「はじめに言葉ありき」
ワクワクすることが起きたらワクワクするのではなく、ワクワクしたいと言葉にするから、ワクワクする未来がやってくる
いい未来に進みたいなら、いい言葉を使う
感謝に溢れた人生を進みたいなら、感謝を口にする
例えば奥さんが食事を作ってくれた時、黙って食べるのと「美味しい!」と感動しながら食べるのでは、空気が変わる
さらに「こんなにおいしいものを食べさせてくれてありがたい」という感謝の気持ちが生まれる
感謝の技術1「感動言葉」を使う
最近は飲食店や買い物をするときでも、会計が終わった後に店員さんに「ありがとう」を言うようにしてます。
最初は自分の中で少し抵抗がありましたが、慣れてくると自然と「ありがとう」が言えるようになりました。
2022年6月ごろに読んだ喜多川泰さんの著書「君と会えたから……」でも、下記のことが書いてありました。
●経済的成功の真実を知る
円→「ありがとう」と読む
欲しいものを手に入れるためにお金を払っているのではない。それに携わった人に、「ありがとう」を届けているのだ。
お金を儲けるということは、<ありがとう>を集めるということ。
時給800円のバイトをしている人のほとんどは、8000円必要であれば10時間働くしかないと考え実際にそうする。
しかしほんとに考えなければならないことは、1時間に10倍のありがとうをもらう方法はないか、ということ。
今の収入の倍欲しいとなると倍働くしかないって考えてしまう。「時給」というシステムの中で仕事をしているとそうなる。
お金のためではなく、純粋に誰かのためになりたい、誰かを喜ばせたいって考えながら仕事をする人って、「あと何時間働いたら○○円もらえるから」なんて思いながら仕事をすることには絶対にならない。
むしろ同じ時間を働いても、「もっと人のためになる方法はないか」「もっと喜んでもらえる方法はないか」と自分の仕事を工夫していくことになる。
将来の目標が、「たくさん儲けること」から「たくさんのありがとうを言ってもらえる人になること」に変わるはず。
「君と会えたから……」著者:喜多川 泰
03 自分を神社化しよう
鏡の自分に手を合わせる
自己肯定感を高めたり、自分を好きになる簡単な方法は、「自分に感謝する」こと
ポイントは1日1回でいいので、鏡に映った自分に手を合わせながら「ありがとう」ということ
忙しい時間軸で生きている人は、鏡で自分の顔をゆっくり見ている時間もないかもしれないが、少しでもいいので試すことで、今まで違った価値観で、自分を客観視できること時間できる
自分を大切にできるのは、自分しかいない。それに気づいて感謝することが出来たら、自然と自分のことが好きになる。
感謝の技術3 自分を神様だと思う
自分もひすいこたろうさんのYoutubeをきっかけに、自分に感謝することをやっております。
初めて1週間ぐらいのために、まだ少しづつですが効果は実感してきております。
まずは3週間続けてみます。
【人生が変わる朝の3つの習慣】
1,目が覚めたら、胸を優しくなでて「今日もありがとう。一日よろしくね」と伝える
2,グラスのお水に「今日一日、素晴らしいことを起こしてくれてありがとう」と伝える
3,最高の笑顔を鏡の前でして、自分の瞳に「おめでとう」、「ありがとう」と伝える
人生が変わる朝の3つ習慣の詳細は、下記のYoutubeをご覧ください。
Twitterでも発信をして、公開宣言効果を利用して、習慣化をしました。
05 「ありがとう」と、3秒だけ口に出してみよう
あなたがいつも「面倒くさい」と思うことを探して、それに「聖なる」と言う言葉をつけてみる
新しい視点や解釈が生まれ、今まで抱いていた面倒くさいという気持ちがなくる
髪が濡れた状態をA地点とし、乾いた状態をB地点とする。B地点に早くいかなきゃと思うことは、未来に意識が向き、今を生きていない状態と言える
B地点にたどり着くまでの過程を苦痛ととるか、感謝ととるか、どちらを選んでも「髪が乾く」というゴールは一緒である。
髪を乾かすたびに「早く終わらないかな」とイライラしながら行う、感謝しながら楽しんだほういい
感謝の技術5 面倒くさいものを見つけ、「ありがとう」と言う
仕事も一緒だと思いました。
1日8時間パソコンの前で向き合っているのであれは、「仕事めんどくさい」と思って仕事をするのではなく、「自分の仕事は聖なる仕事だ!」とポジティブに考えれば、めんどくさいと思うことがなくなるのでは。
きっと誰かのために役に立とうという気持ちが大きくなり、仕事の質も上がっていくはずです。
09 人と比較しよう
比較することで、自分のポジションを知り、自分を知ることができる
大切なのはその後の感情で、劣等感や優越感を抱く比較はする必要がない
していい比較と、してはいけない比較は劣等感や優越感を抱くかどうか。
もっといいのは、相手との違いを「素晴らしい」と思えること
比較することでわかる相手との差異に感謝出来たら、人間関係の悩みはすべて消える
世の中の離婚の原因の9割は、価値観の違いからくる。
もし価値観の違いにお互いが感謝しあうことが出来たら離婚率は下がる
「今どきの若者は」と言うおじさんと若者はいつまでも分かり合えない。
そうではなくて若者と自分の感覚の違いを新しい学びとして感謝する
誰に対しても比較感謝で接することが出来たら、自然と誰かと比べて落ち込んだり、悲しくなったりすることはなくなる
感謝の技術9 自分と価値観が違う人の話をあえて聞いてみる
「人と比較してはいけない、過去の自分と比較をしたほうがいい」というのはよく聞きます。
しかし劣等感や優越感を抱かない比較なら自分の立ち位置を知ることが出来るためしてもいいと思いました。
自分の好きなテニスでも、自分よりうまい人のプレーを参考にすることで、自分がよりうまくなることが出来る。
世界中には食べるものがなく、亡くなっている人もいることを知ることで、今の自分の生活が恵まれていることに気づいて感謝することが出来る。
比較をした後に、劣等感や優越感を感じないようにすれば、他人と比較をしてもいいのかもしれません。
14 手を合わせよう
子供の寝顔に手を合わせたことがある?
感謝は普通に生活をしていたら忘れてしまう。そうならないためにも意図して、感謝する時間を作ることが大切です。
そのために自分独自のアクションを決めるといい。
仕事で帰りが遅くなった日は寝る前に妻と子供の寝顔に手を合わせる
手を合わせることで「生まれてきてくれてありがとう」「いつも元気でいてくれてありがとう」「私と出会ってくれてありがとう」という気持ちになる
感謝の技術14 手放すときこそ、手を合わせる
仕事で現場に行ったときに、KY活動というのがあります。
KYとは空気読めないではなく、「危険予知」の略です。建設業などの業種では当たり前のようにやっており、その中で用いられるのが「指差し呼称」です。
動作を伴うと対象物への注意がより強くなりますので、感謝をするときに手を合わせることは、効果があると実感しました。
厚生労働省のKY活動や指差し呼称の参考URLです。
15 丁寧な所作をしよう
普段当たり前に行っていることを丁寧にするだけで、感謝が生まれる
呼吸をする、身体を洗う、料理をする、掃除をする、食事をするなど、普段何も考えずにしていることをゆっくりと行ってみる。
いかに素晴らしいものだと気づき、感動すると同時に、感謝が生まれる
感謝の技術15 何気ない行動を意識して、2倍の時間をかけてやってみる
高級料理のコース料理は、出てくる食べ物がゆっくり来るので、ゆっくり丁寧に食べることが多いと思います。
値段も高いので、食べれることに感謝できます笑
もしかしたら、普段の料理もゆっくり一品一品食べて、感謝したら美味しくなるかもしれません。
まずはスマホを見ながらご飯を食べることをやめてみませんか?
大好きなひすいこたろうさんのYoutubeでもゆっくり味わうことで幸せになれると紹介されていました。
レーズンをゆっくり丁寧に食べるだけでいいそうです。
ご飯を食べるたびに幸せになれます。
22 感謝のレベルアップをしよう
あなたの願望はすでに叶っている。
誰もがすでに、たくさんの願いをかなえることが出来ている。
子供のころは「ケーキをお腹いっぱいになるまで食べたい」「車の運転をしたい」「飛行機に乗って海外旅行に行きたい」などの願望を沢山持っていた
今はどうだろうか。おそらく多くの人は当たり前に出来ている
人は願望が叶った時、それを願っていた自分を忘れてしまう。
もう一度昔自分が描いた願望を思い出してみる
すでにたくさんの願いをかなえることができて、今ここに存在している
感謝とは「与える」ものではなく、「気づく」もの
感謝の技術22 見返りを求めることをやめる
過去の自分も同じような考えをしていました。
朝出社前の6時台に娘を保育園に送る自転車で片道15分…
その時大きな畑があるところで、遠くに虹がかかっているのが見えました。
10年前の自分は、結婚、子育てをすることを虹を見つめるうに、夢に見ていたはず…
自分は今虹の中にいることに気づくことが出来ました。
娘を連れて保育園に行くことも、10年前の自分が夢を描いていた虹の中だったはずと。
25 キョロキョロしながら歩こう
私たちは少し急ぎ過ぎているのかもしれない
日本は世界から見ても平和な国
突然銃で撃たれることもないし、爆弾から逃げ回る必要もない。
2、3日食べるものがないと困ることもない。恐怖や不安を抱えながら生きる必要がないことに、感謝
こんなに穏やかで平和な日本に住んでいることに気づけば、今忙しい世界を作っているのは自分自身であることが分かる
幸福の最大の敵は「今この瞬間を楽しめないこと」
どんなジャンルの仕事でも、今この瞬間を生きている感動を味わず、勝ち負けの世界にいては良い結果や成果は残せない
感謝の技術25 周りをみながら、ゆっくり歩く
保育園への登園前に娘と行った公園まで朝の散歩をしました。
娘と同じペースでゆっくりとお散歩をしていると、金木犀の香りや草、花、鳥の鳴き声が聞こえてきました。
「今しかないこの瞬間」を楽しむことが、幸福になる一つの方法なのかなと。
平和な国、平和な時代に生まれたことに感謝ですね。
30 感謝を伝染させよう
あなたが感謝すれば、周りも感謝する
たとえその物事に感謝をしていなくても「ありがたい」と先に口にすることで、脳が「なぜ、ありがたいのか」と理由を探し出す
例えば、仕事で嫌なことを言われた時、まずは「ありがたい」と口にすると、「あの人は、私にやる気を出させるために、あんな言葉を言ってくれたのか」と気づくことができる
もし自分が今辛い環境にいたり、関わる人たちと感謝しあえない関係なら、まずは独り言のように「ありがたい」と口にしてみる
芸能人でなくても、日本は忙しい人が多い
しかしみんな同じような時間に起き、同じように仕事をし、同じような時間に家に帰り、同じような時間寝ており、その生活スタイルに対した際はない。
皆が同じように生活しているのに、「私は毎日忙しい」と思う人もいれば「毎日充実している」と感じる人もいる
つまり目の前の世界はあなたの心が決めている
あなたが忙しいと思えば、忙しいことが起こり、忙しい人生が作られる。
あなたが幸せだと思えば幸せなことが起こり、幸せな人生が作られる。
つまりあなたの人生を決めるのはあなたの感情と言葉が源である
人は誰も「幸せになりたい」と願っており、どうしたら幸せになれるかを模索している
幸せは遠くにあるものではない。
あなたの目の前にありすぎて見えていない。
だからこそ今ある感謝に気づく。あなたが永遠の幸せを感じ続けるためには、感謝し続けること以外に答えはない
感謝の技術30 自分の「感情」と「言葉」が人生を作ることに気づく
「ありがたい」と口にしてみる。「幸せだ~」と口にしてみる。
「言葉→感情→行動→人生」
言葉が変われば、人生が変わる。まずは発する言葉をネガティブからポジティブに変えてみる
まとめ
・「言葉→脳→行動」という順番で動き、自分の言葉が自分の行動を決めている。
・感謝に溢れた人生を進みたいなら、感謝を口にする
・自己肯定感を高めたり、自分を好きになる簡単な方法は、「自分に感謝する」こと
・1日1回でいいので、鏡に映った自分に手を合わせながら「ありがとう」
・苦痛ととるか、感謝ととるか、どちらを選んでも「髪が乾く」というゴールは一緒
・「面倒くさい」と思うことを探して、それに「聖なる」と言う言葉をつけてみるとネガティブな状況がポジティブに
・比較することで、自分のポジションを知り、自分を知ることができる
・大切なのはその後の感情で、劣等感や優越感を抱く比較はする必要がない
・意図して、感謝する時間を作ることが大切
・普段当たり前に行っていることを丁寧にするだけで、感謝が生まれる
・普段何も考えずにしていることをゆっくりと行ってみる。
・あなたの願望はすでに叶っている
・人は願望が叶った時、それを願っていた自分を忘れてしまう。
・もう一度昔自分が描いた願望を思い出してみる
・幸福の最大の敵は「今この瞬間を楽しめないこと」
・「ありがたい」と先に口にすることで、脳が「なぜ、ありがたいのか」と理由を探し出す
・あなたの人生を決めるのはあなたの感情と言葉
いかがだったでしょうか。
当たり前のことに感謝できるようなると、あなたの人生は幸せに近づきます!
買い物に行けること、食べれること、蛇口をひねれば水が出ること、家族がに会いたければ会えること、生きてること…
できない人もいます。
「この世の中に当たり前なことは一つもない。」
決して忘れてはいけないことですね。
この度も最後までお読みいただきありがとうございます。
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