赤ちゃん返りの対策は何か?育休サラリーマンな地域社会へ進出の第一歩 

子育て

茅ケ崎市で行われた「令和4年度 開催第12回響きあい教育シンポジウム」へ参加をしました。

テーマは「この時代、子どもの「人と関わる力」をどう育むか?」というものでした。

地域の交友関係の拡大の第一歩と最近赤ちゃん返りをして手を焼いている長女の対応方法などを学べればと思い出席させていただきました。

参加者は平日に開催されたということで、ほとんどの方が、教育関係者であり、一般の方はかなり少なかったように思います。

残念ながら交友関係は広がることはできなかったですが、

2時間講演会で、たくさんの学びがありましたので、自分なりに大切だと思ったことを共有させていただきます。

社会性こそ人の強み

社会性とは、一人一人が他者としっかりつながり、集団にうまく溶け込んで、それを維持する力

人は生涯を通して、「子どもっぽい」

攻撃性や警戒心を弱体化させる方へ進化した

「子どもっぽい心」により容易に他者と仲良くなれ、集団関係を作りやすい

人は単体としては極めて弱いが群れ・集団をなすと俄然強くなる

人の最大の強みが社会性であるため、社会性を豊かに身につけさせることが発達の究極目標である

アタッチメントが支え促す社会性

アタッチメントとは「個体がある危機的状況に接し、あるいは、そうした危機を予知し、怖れ不安の常道が強く喚起されたときに、特定の他個体への近接を通して、主観的な安全の感覚を回復、維持しようとすること」→誰かにくっついて安全感・安心感に浸る行為

●大人の役割

・子供が関係性の中で表出する「子ども染みた」感情に大人が真摯に向き合うこと

・安全な避難所→崩れた感情に寄り添い、共感的に受け止め、言葉で映し出すラベリング:寂しかったんだね、大変だったね、嬉しかったね)

ラベリングのコツ:

①状況の整理(○○ちゃんの順番だったのに、□□ちゃんを抱っこしてたね。)

②想像力を膨らませる

③リフレーミング(ネガティブな言葉をポジティブに変える)

アタッチメントの拡大の重要性

思春期・青年期では「家族に話す」から「家族以外に話す」という流れを作る

大人自身もアタッチメントが必要で、大変な時は助けてもらえるという状況が心理的に安定→大人同士が繋がることが大切

人間の子供は手のかかる時期が長い

①人間の赤ちゃんは生物学的には20か月ぐらいは母体に守られるべき存在だが、2足歩行になったことで、長い期間母体に入ることができなくなり

食事や移動など一人ではできないことが多い状態で生まれてくる

②子供期、幼児期の期間が他の動物より長い

人間は親族以外に子供をみてもらうことができる生き物である

だからこそ、お母さん一人が子育てをするのではなく、大人同士が繋がり誰かと一緒に子育てをするという考えが大切

まとめ

1、社会性こそ人の強み→人間の強みである社会性を、発揮できるように大人が子供をフォロー

2、アタッチメントが支え促す社会性→ラベリングを通して、子供自身の感情を表現する力をフォロー

3.アタッチメントを拡大の重要性→子供はもちろん、大人もアタッチメントを広げて頼れる存在を広げて、一人で頑張りすぎないことが大切」

いかがだったでしょうか。

個人的な話ですが、現在長女は赤ちゃん返り中です。そのため状況の整理、共感を通して、子どもの感情にラベリングをしてあげて、少しずつ改善をしていくフォローができればと思いました。

少しでも皆様のお役に立つことがあれば幸いです。

この度は最後までお読みいただきありがとうございます。

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