無条件で愛しているよー「娘のトリセツ」を読んで

夫婦

今回は「黒川伊保子」さんの著書で

「 娘のトリセツ」をご紹介いたします。

娘とのかかわり方や奥さんとのかかわり方に悩んだときに、ぜひ本書を読んで欲しいと思います。

娘へのメッセージ

「無条件で愛しているよ君が笑うとばパパは元気をもらえるよ」

本書を読んで、特に刺さった内容を3つに分けてご紹介いたします。

情報の質問ではなく感情を共有しよう

妻が見慣れないスカートをはいていた。新しいのかなぁと思って、「それ、いつ買ったの?」と聞いたら、妻がむっとしたように「安かったから」と答えた。

妻や娘に、いきなり5W1H系(いつ、どこ、だれ、なに、なぜ、どのように)の質問をしてはいけないのである。

なぜならいきなりの5W1Hは、脳を戦闘モードに入れるからだ。

「(それ、新しいよね)いつ買ったの?」と尋ねたるつもりが、相手にとっては「(俺に黙って)(こんな不必要なもの)いつ買ったの?」に聞こえてしまうのだ。

攻撃されたと感じイラっとして、身を守るために、反撃に出ることもある。

では、どうすればよかったのか・・・

その答えは後ほど

対話には、2種類ある。 

①「問題解決の対話」と②「心の対話」である。 

問題解決の対話

問題解決の対話は、「ゴール設定(どこ、いつ、だれ、なに、なぜ、のように)」で始まり、「問題点の指摘」をしあって、「解決」で着地する。

When(いつ)、Where(どこ)、Who(だれ)、What(なに)、Why(なぜ)、How(どのように)で始まる5W1H型の質問は、この「問題解決の対話」を誘発する。

上記の夫の質問は問題解決の対話に該当する。

心の対話

「心の対話」は、「気づいたこと(それ、いいね)(カワイイ)」や「感情体験の告白(悲しい、大変、ひどい、嬉しいなど)」から始まり、「共感」で紡いで、「新たな気づき」や「安心感」で着地する。

心の対話は、「相手のことを尋ねる」のではなく「こちらの話」から始める方法もある。「話の呼び水」と呼んでいる。

「話の呼び水」には、3種類ある。①「相手の変化に気づいて言葉にする」②「自分に起こった出来事を話す」③「相談する」である。

なかでも「相手の変化に気づいて言葉にする」は女心に響く。

例えば「妻の新しいスカート」は、この大チャンスだった。

夫は「新しいスカートだよね。いいね(似合うね)(素敵だね)(きれいだね)(かわいいね)」と言えばよかった。

相手の変化に気づいて言葉にする4つのテクニック

1.ほめる

相手のポジティブな変化点を察知したら

「髪型変えた?「なんか嬉しそうだね」「そのスマホケース可愛いね」などと褒める。

2.気遣う

相手のネガティブな変化を察知したら

「元気ないね、大丈夫?」「それ、俺がやろうか」と気遣う。

この時、ポジティブな変化点と違って「目の下にクマがあるね」「髪がバサバサだね」というような具体的なことを指摘してはいけない。

3.ねぎらう

相手の状況に気付くのも大事だ。

寒い中を歩いていた相手に「寒かったでしょ?」、買い物から帰ってきた妻に「重かったよね」などとねぎらう。

4.感謝する

相手が自分の為にしてくれたことを察知して言葉にしよう。「僕の好きなナスのカレーだね」「シーツ変えてくれたんだね」「宅配便受け取ってくれてありがとう」

自分の起こった出来事を話す

自分に起こったなんでもない出来事をプレゼントする。それが呼び水となって、相手が自分の出来事を語り、この対話が紡がれていく。

本当に何でもないことでいい。

「今日久しぶりにすごい雨だったね」「今読んでいる時代小説に出てくる料理が美味しそうでさ」。「このCMの曲。若い時にめちゃくちゃ流行ったんだよ。」

相談する

脳の機能から言えば、親切にされた脳の側より、親切にした側の脳の方が充足感がより多く残る。親切にされた者より、した者の方が幸せだし得である。

「今度のママの誕生日だけど、どのお店を予約したらいいかな」「ここに本棚を置くなら何色がいいかな?」

娘がたとえ幼くても、女友達に接するように話しかけ、頼りにすることを勧めたい

「 〇〇しない」じゃなくて「〇〇した方がいいと思うんだけど、どうかな」とか「早くしなさい」じゃなくて、「早くしたいんだけど、協力してくれると助かる」とか

下の子が生まれた時にはいっそう頼りにする。

2人でペアを組み、ママと赤ちゃんをサポートし、出勤前には「パパがいない間、ママと赤ちゃんをよろしくね」と声をかけて。頼りにされて、感謝されて、娘は「お姉ちゃん」になっていく。

弱音を吐こう

「話の呼び水」の第二作戦=「自分の起こったことを話す」のなかで、特に「とほほ」な出来事は、極上な絆を作ることがある。つまり弱音を吐くのである。

「一番下の子が18歳になったら離婚する。その日だけを楽しみにしている」と言われた夫が一番している質問は「今日何をしていた?」のだそうだ。

子育てと家事に奔走した一日の終わりにこんなことを聞かれたら、どんなに嫌な気分になることだろう。

「私が朝からこの子たちのためにやったことを全部レポートしたら2〜3時間かかるんですけど。何を私に質問してくれるわけ!?」ってな感じだ。

しかも「今日何をしてたの?」は、その日のコンディションによっては責められているように聞こえる一番危険なセリフなのである。

例えば掃除もできなかったような日にこれを言われると、「お前一日家にいて何してんだ」に聞こえる。

彼女と対話したいと思ったならば、ここは弱音をはくしかない。「今日部下にこんなこと言われてさ。参ったよ」「電車でおばあさんに席を譲ったら、そんな年じゃありませんって怒られちゃった」のように。

心をつなぐテクニックの奥義は「弱音を吐いて慰めてもらう」である。

脳はインタラクティブ相互作用で活性化する。自分が働きかけることで相手の何かが変わる。これが最大の快感である。

一方的にしてもらう事より「してあげて、相手に変化が起こる」ことの方が満足感が高い

父の悲しみが娘の自尊心を作る

私は父に叱られた記憶がほとんどない。その理由は、父が私を叱るとき、悲しいという言葉を使ったからだ。

メールも携帯もない時代に帰り遅い娘を待って、玄関の外に尽くしていたお父さん、「ごめんなさい」と謝る娘に「無事ならそれでいい」と背を向ける。

その背中に悲しみが張り付いていた。自分の翼の下からもうすぐ取り出す娘の思いが。

思春期の娘の暴言には、叱ったり怒ったりしても、これがまた逆効果なので、娘の暴言には「悲しそうな顔で、絶句する」のが一番。

この時期、父親にはそれ以上は手も足も出せない。

ここで重要なのは言うことを聞かせることじゃない。父の悲しみをプレゼントすることなのだから、父が悲しんだことは娘の心にずっと残るはずだ。

妻ファーストを貫こう

妻をえこひいきする

娘は、「父が自分にしてくれること」の中にではなく「父が妻にしていること」の中に、「男の理想」を見る

娘を持った以上、男は、妻をけっしてないがしろにしてはいけない。「未来の娘」に、男性を信じ切る力と、明るい不屈の精神を授けてやるために。

現代の父が行うべきは。覚悟して「妻をえこひいきすること」だ

成果主義をやめて、存在そのものを愛する。その一方で「娘が一番じゃない」と身の程を知らせる。

父親が可愛がるべきなのは自分の妻であって、まずは妻の女性性をしっかり認め、受け止めなければならない。

最初に徹底すべきは妻ファーストだ。ファミレスでも妻の奥のいい席に座らせて、それから自分の場所を決めて最後に子供を座らせるべき。

妻の悪口を言わない覚悟

妻の悪口を言うと娘の脳に「男は隙あれば妻のあら探しをしている生き物」だと封印をされてしまったら、娘は無邪気に夫を信じられなくなる。

娘に無邪気な幸せをあげたかったら、一人前の女性になった彼女といい関係を築いていたかったら、日常的に妻の悪口を言ってはいけない

妻と娘がもめたときこそ、妻をえこひいきするチャンスである

何があっても妻の味方をしてね。

妻が娘の愚痴を訴えたからといって、別に妻は夫に娘を叱って欲しいわけではない

妻の味方をしながら優しく話を聞いてくれればいいだけなのだ

覚悟をもって妻の味方をする

どちらが正しい?どちらが間違っているかではなく、「俺の女になんて口はきくんだ」とは何たる説得力。正義で裁かず、「父さんの大事な人にそんな口を聞かないでほしい」という気持ちを告げる。

どちらが正しいかはあえて口にしない。いずれにしても娘を幸せにするというのは覚悟のいることだ。

娘を無条件で愛する

父親は充分に娘を愛すれば良い。何か特別なことがなくても、彼女を見つめて嬉しそうにしなければいいのである。彼女の言葉に耳を傾け、共感してやり、可愛い、愛してるよと告げたらいい。いくらでも。

娘への愛は無条件でなくては意味がない。そこに、娘がいるだけで愛おしい。その気持ちをただ言葉や態度にすればいい。

何かに勝たなくたって、誰より優れていなくたって、君は君でいればいい。君が笑えば、お父さんは生きる力をもらえるんだ。

そのことにうんと価値があるし、その価値をお父さん以上に知っている人たちに、君はきっと出会う。人生はそういうものだ。

まとめ

いかがだったでしょうか。

本書を読んで、自分自身が妻ファーストではなかったことに気づいて反省をしました。

妻ファーストを意識して、妻の味方をしようと思います。妻を幸せにすることが娘の幸せにつながるのであれば、しっかりと実行をしていこう。

娘に対しては、何があっても無条件で愛することの大切さに改めて気づきました。

今回の内容が少しでもお役に立てれば幸いです。

この度は最後までお読みいただきありがとうございました。

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