喜多川泰さんの著書「 賢者の書」を読みました。
この一冊も家族や娘には読んでほしい本でした。
あなたの中で成功とは何か?幸せとは何か?答えはありますか。
お金持ちになれば成功?政治家になれば成功?そんな単純なことではないと思っているはずです。
成功とは何か、幸せとは何かという答えのない問いについて、自分なりの答えが見つかる手助けとなってくれるはずです。
成功者の共通点も教えてくれます。
今回のブログでは、主人公が出会う賢者の教えをそれぞれご紹介をさせていただきます。
第一の賢者の教え 「行動」

人間の人生というのは、大きな一枚の絵を完成させるようなもの。
それを完成させた人生を成功の人生と呼び、そしてこの先どんな絵を完成させるかについて考えることを、人々は夢と呼ぶ。
大きな絵、つまり夢を描く。そして行動を起こす。
そうすると一つだけその絵を完成させるのに必要なピースが手渡される。
しかし大きな夢を描けば描くほど、欲したピースが手に入る可能性は低くなる。
だから「欲したピースが手に入ることを成功で、手に入らないこと失敗」と考えるものにとって、せっかく大きな夢を抱いて行動しても、結果として返ってくるものは失敗だらけということになる。
行動の結果手に入れるものは、失敗でも成功でもない。
絵を完成させるために不可欠なピースの一つであり、それ以上でもそれ以下でもない。
自らの思い描いた絵を完成させるためにどうしても必要であるからこそ、手元にやってきたという事実がある。
大切なのは、必要なピースを集めるためにできるだけ多く行動を起こすこと、そして行動の結果返ってきたものをよく見て、どうやってこれを使うかを考えること。
たとえ絶望の淵に立たされるような大失敗と感じる出来事があったとしても、それは自分の人生の壮大な絵を完成させるために必要であるからこそ、大いなる力が自分に手渡した、一つのピースであるということを。
その絵を完成させたときに自分の手に入れてきたピースの一つ一つが、どこでどう使われているのかを見て、ようやくわかる。
「ああ、あの辛い経験がここに使われることになっているんだな、すべての財産を失ったあの経験がなければ、ここを埋めることができなかったんだ」という具合に。
第二の賢者の教え 「可能性」

自分も不可能を実現してきた人間の一人なのだから、不可能と思えるようなビジョンを実現する無限の可能性が自分にもあるということを正しく自覚することが、人生の成功につながる。
第三の賢者の教え 「自尊心と他尊心」

世の中のすべての人間は、自分の知らないものまで含めて、一人一人が大いなる力を内に持つことを許された、無限の可能性を持つかけがえのない存在である。
そのことを知り、すべての他人を尊重すること、これが他尊心である。
私の生活はすべて、私以外のすべての他人が生み出したもので埋め尽くされている。
そのおかげで今日も一日幸せに生きていけるということは私にとって、彼ら一人一人がかけがえのない存在であり、最も尊敬され、尊重されてしかるべき存在である。
自尊心と他尊心、この両者は同じ高さである限り、どこまで高めても害はない。それどころか、むしろ成功はどんどん近いものになる。
第四の賢者の教え 「目標」

人生における成功を、何になるかを求める人は多い。
しかし、これになれたら成功、幸せなどという職業は存在しない。
なぜなら成功は職業についてくるものではなく、人についてくるものだから。
職業選択の自由がない時は、何になるかを考えるのではなく、どんな人間になるかのみ考えて生きていた。結果として驚くべき意志の力を生み出していたという事実が重要である。
職業選択の自由がなかったから、必然的に獲得できた心、精神力の強さが、今ではどんな仕事もできるという自由があるゆえに、獲得できないという皮肉な状態になっている。
まず真剣に考えなければならないのは、どんな人間になりたいかである。
自らの理想とする人間像を追求することによって、驚くほど強い意志の力を人間は身につけることができ、その過程の中で自らの進むべき道を自然と見出し、何をやるべきかということは自ずと決まってくる。
【武士道精神】
昔は職業を選択する自由がなかった。武士として生まれたら一生武士として生きるということである。
彼らには何になるかという選択肢はなく、「どんな武士になるか」が最大の関心ごとになった。物心ついたころから、どんな武士になるかということに絞られていた。
すべての鍛錬や努力は自らの思い描く理想の武士になるために、絶えず続けられた。
結果として、自らの死を恐れず、名誉のためには自らの腹を切ることができるほど、気力を充実させていた。
昔は多くのものが心の在処を腹と考えていた。
イライラすること→腹が立つ
本心で話し合うこと→腹を割って話す
何か良くない企みを持つ人→腹黒い
第五の賢者の教え 「今」

人生というのは、一冊の伝記を完成させるようなもの。
今持っているいないに関係なく、今日一日、成功者としてふさわしい過ごし方をするだけ。
のちにその伝記を読む人が、今日新たに書き加えられた1ページを見て、
「この人だったら、将来大きな成功を手に入れられるのは当然だ」と思えるそんな1ページにする。
「こんな生き方をしていると今に失敗するぞ」と思いながら読まれるものは、必ず失敗の人生を送る。
くれぐれも、もう書いてしまったページを何度も読み返して後悔したり、まだ書かれていない白紙のページをめくっては不安になったりすることに、この貴重な一日を使ってはいけないのである。
第六の賢者の教え 「投資」

投資とは自らの持つ財産を今は使えないものに換えて、将来大きく価値が上がるモノを持つこと。
金や土地は財産ではない。本当の財産は時間。
そのことが分からない人は、貴重な時間を投資に使わず、お金を稼ぐために使う。自分では財産を作っていると思いながら。ところがそれは財産を作っているのではなく、財産を浪費している。
世の中の成功者と呼ばれる人のほとんどが、無一文からスタートして巨万の富を築き上げている。彼らが投資したのは決して金ではない。
自らの人生という貴重な財産を、時間と言う財産を投資したのだ。
同じ二時間を多めに働くでも、その二時間は金以外のために働いてみる。
その二時間がお金を得ず、他の別のことのために働くという投資をしたときに手に入れるのは、パズルのピースを手に入れる。
そのピースは、上司からの信頼や人望、人脈かもしれない。技術や知識の向上の場合もあれば、無意味なことと笑われるピースかもしれない。
その時にもらっても嬉しくないというピースかもしれないが、大きなビジョンを完成させるために必要なピースである。
この投資は現状として、お金があるないに関係なくすべての人が平等に、しかも今すぐ始めることができる。
賢者とはそのことをよく知り、時間を投資することを欠かさない人なのだ。
第七の賢者の教え 「幸福」

人間は何を探して生きているかという点において、二つに大別される
①自分を幸せにすることを探す人々
②他人を幸せにすることを探す人々
この世は、自分の幸せばかりを願うもの①にとっては、辛いことが多く、思うようにいかず、楽しいことの少ない試練の場かもしれない。
しかし他人を幸せにできることを探す②は、この世の中は喜びに満ちた楽しいことの多い場所になる。そしてチャンスに満ちた輝ける場所である。
今の世の中の大部分は①であるが、成功者はすべて②である。
これからの世の中は二極化が進むと言われている。金持ちはますます金持ちに、貧しいものはますます貧乏にという貧富の差が広がるということではない。
①自分を幸せにすることを探す人々が増えて、②他人を幸せにすることを探す人々が減るという意味である。
つまり自分さえよければいいという人間は今まで以上に増える。そうすると必然的に他人を幸せにしたいという人間は益々その機会を増やすことができる。
自分がどちらの人々になるかは、自分で決められる。自分の幸せを探すか他人を幸せを探す人になるか。
世の中の成功者は、他人を幸せにすることを探す人々である。
第八の賢者の教え 「言葉」

「人生における成功を手にするということは、どういうことか」
多くの人は「他人があなたを成功したと認めること」と考えている。しかし大切なのは「自分が成功したと認めること」である。
どんなに他人から成功していると言われても、自分でそう思えなければ、自分の人生を成功したとは決して言えない。
幸せも同じ。
他人があなたを幸せだと思っていても、あなたが自分のことを幸せだと思えなければ、幸せではないし、他人があなたのことを不幸だと言ったとしても、あなたが幸せだと思っている限り、誰が何と言おうとあなたは幸せである。
人は言われた通りの人間になる。
「お前は裏切り者だ」と言われ続けると、そうでない人も必ずどこかで裏切るようになるし、「お前は、ものすごい才能を持っている」と言われ続けて育った子供は、その通りの人生を送る。
人の命を奪うものを呼ぶのであれば、言葉は兵器を身体の中に作ることもできる。
例えばどんな健康な人でも、名医と呼ばれる先生に診察されたときに、「これはいかん。相当ひどいな」と言葉を発するだけで、体調を崩し健康でなくなることもある。
人は病気によって生きる希望をなくすわけではなく、言葉によって生きる希望をなくす。
人生は言葉によってつくられている。
その人に起こるすべての出来事は、その人が発したり、心の中で書いたりする言葉に起因する当然の結果に過ぎない。
人間が一番よく聞くのは、他の誰でもない自分の心の言葉である。
人は自らの言葉を誰よりも多く聞き、最も強く影響を受け、自らの人生を自らの言葉通りの方向に向けようとする。
そして将来は、今日自分が使った言葉通りの人生が待っている。
今日一日考えたり使ったりする言葉は、成功が約束されたものが、きっと使うだろうと思えるような言葉でなければならない。
もし万が一、今の自分が成功しているとどうしても信じられなかったり、幸せだと感じることが難しい一日だったとしても、まずは成功している人間なら、そんなときどういう言葉を使って、どういうことを頭の中で考えるのかを考えてみてほしい。
なりたい自分になったと思って言葉を使う。
その言葉によって真の成功が引き寄せられてくる。
せっかく持って生まれた心であり、口を使って生きるのなら、
人に勇気、元気、感動を与えたり、良いものを生み出すために、使って生きた方がいい。もちろん自分にも。
今の自分が成功している、あらゆる幸せを手に入れられる人生の途中にいるということを認める言葉を、自ら聞かせ続けることによって、さらに大きな成功が手に入る。
最後の賢者の教え ①感謝②与える③誕生

①感謝
人生をより素晴らしいものにするためには、とにかく感謝の言葉を多く口にする毎日を送らなければならない。
新しい発見にありがとう。その発見に引き合わせてくれた過去のすべての出来事にありがとう。
人との出会いに、自らの持つ大いなる力に、他人の大いなる力が作り出したものに、自然の恵みに、今日一日生きていることに・・・とにかくすべてに対して「ありがとう」が言える生き方をすること。
感謝は自分だけではなく自分の周りにいる人も幸せにする方法。
②与える
人生において欲しいものを手に入れるためには、手に入れたいと思うものを与える側にならなければならない。
勇気を手に入れたければ、それをくれる人や物を探し求める側ではなく、人に与える側に。
何かを身につけたければ、それを教わる側ではなく、教える側に。
人から認められたいなら、認められるのを待つ側ではなく、認める側に。
人から愛されたければ、愛されるのを期待する側ではなく、愛を与える側に。
多くの人はそれらを、どうやって手に入れるかということばかりを考えている。
しかし本当に手に入れたいものであればあるほど、どうやって人に与えるかを考えなければならない。
人に感動を与える生き方をすることこそ、本当に感動的な生き方なのだ。
誰よりも多くの人に感動を与えた人間こそが、誰よりも感動的な生き方をしている人なのだ。
③誕生
人間は何度だって生まれ変わることができる。
昨日までの自分がどうだったからということに関係なく、
自分が今日を新しい自分の誕生日とするたびに、それまでの自分とは違う新しい人生を始めることができる。
まとめ

①「行動」
→ 人間の人生というのは、大きな一枚の絵を完成させるようなもの。
必要なピースを集めるためにできるだけ多く行動を起こすこと、そして行動の結果返ってきたものをよく見て、どうやってこれを使うかを考えること。
②「可能性」
→ 不可能と思えるようなビジョンを実現する無限の可能性が自分にもあるということを正しく自覚すること。
③「自尊心と他尊心」
→私の生活はすべて、私以外のすべての他人が生み出したもので埋め尽くされているということを認識する。自尊心と他尊心、この両者は同じ高さである限り、どこまで高めても害はない。
④「目標」
→ 成功は職業についてくるものではなく、人についてくるもの。
自らの理想とする人間像を追求することによって、驚くほど強い意志の力を人間は身につけることができる。その過程の中で自らの進むべき道を自然と見出し、何をやるべきかということは自ずと決まってくる。
⑤「今」
→ 人生というのは、一冊の伝記を完成させるようなもの。今日一日、成功者としてふさわしい過ごし方をする。
⑥「投資」
→ 投資とは自らの持つ財産を今は使えないものに換えて、将来大きく価値が上がるモノを持つこと。同じ二時間を多めに働くでも、その二時間は金以外のために働いてみる。
⑦「幸福」
→ 世の中の成功者は、自分ではなく他人を幸せにすることを探す人々である。
⑧「言葉」
→ 今日一日考えたり使ったりする言葉は、成功が約束されたものがきっと使うだろうと思えるような言葉でなければならない。
⑨「感謝」
→感謝は自分だけではなく自分の周りにいる人も幸せにする。
「与える」→
人に感動を与える生き方をすることこそ、本当に感動的な生き方なのだ。
「誕生」→
自分が今日を新しい自分の誕生日とするたびに、それまでの自分とは違う新しい人生を始めることができる。
いかがだったでしょうか。
抽象的な内容が多く、すべてを自分の実生活で落とし込みのは苦労をするかもしれません。
しかしお金がなくても、環境が整っていなくても今からすぐに実行できることは多いと思います。
例えば「行動」を起こすことも、自分の好きなことをSNSを通して発信してみて、返ってきたリアクションを検証し、どうするかを考えること。
「今」を成功者としてふさわしい過ごし方をするなら、スマホのゲームに課金して時間をつぶすことは控えることができる。
今日使う「言葉」をネガティブな言葉でなく、成功者が使いそうなポジティブな言葉を使ってみる。
「ありがとう」という感謝の言葉を意識して増やしてみる。
受け身の自分から、誰かに「与える」ことをしてみる。
今日からできることはたくさんありますね。
「言葉」が変わると、「思考」が変わる
「思考」が変わると、「行動」が変わる
「行動」が変わると、「未来」が変わる
一度きりの人生です。
せっかく使うならポジティブな言葉を使っていきましょう。
この度は最後までお読みいただきありがとうございます。
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