6月15日に2児のパパになりました。妻からは「授乳以外はすべてやってもらう」ということを言われて、勉強のために、安藤哲也さんの著書「パパ1年生」を読ませてました。実際に第一子の時は、妻は里帰りをしていたため、新生児のころ月に2~3回程度しか会えていなかったので、新生児では、パパ1年生の状態です。
本書は、奥さんへのフォローや沐浴、おむつ替えの方法など、パパ1年生が知っておくべき内容が網羅されていると思います。そのため、これから新しくパパになる方には、ぜひ読んでいただきたいと思いました。
このブログでは特に個人的に新しい発見となった仕事とプライベートの両立の考え方を中心に書かせていただきました。
お子さんがいらっしゃらいない方でも、仕事とプライベートの両立の新しい考え方も知ることができると思いますので、ぜひ最後までお読みいただけると幸いです。
本当に一番大切にすべきなのは?
もし、お医者さんから「あなたの命はあと1週間です」と宣告されたら、あなたはどうしますか。
「よし、残りの人生は仕事するぞ」なんて思う人は、ほとんどいないのではないでしょうか。残された人生の時間は、「大切な家族と一緒に過ごそう」と思うことでしょう。
多くの男性はふだん、仕事(会社)を人生の最優先事項にしがちですが、当然ながら、仕事は人生を構成する1つの要素にすぎないということです。 給料を稼いで家族を養うためにも、自己実現をめざして充実した人生を過ごすためにも、仕事はたしかに大切です。
でも、あなたにとって本当に一番大切にすべきなのは、家族なのではないでしょうか。
仕事とプライベートは重なるものがある
ワークライブバランスだからと言って、ワーク(仕事)とライフ(プライベート)を厳密に分ける必要はないです。
人生を楽しんでいる人を観察してみるとプライベートな人脈や趣味の世界を、自分の仕事に上手に取り込んでいます。例えば、週末での野球チームのコーチの育成技術を、会社の部下育成に応用して使っている人もます。
仕事とプライベートの両立が行き交う生き人の方が、積極的に人生を楽しんでいけると思います。
最高のワークライブバランスとは、ワークとライフの垣根がなく、常に人生を楽しんでいられること。そのためバランスよりも「ワークライフブレンド」の方がしっくりくるかもしれません。
仕事と育児を楽しむポイントは、義務と思ってやらないこと。義務感で取り組むと何事もつまらなくなります。
反対に、自分から進んでやると何をしても面白く感じるし、アイデアが湧いて、行動力が発揮でき、自ずと良い成果をもたらします。
「仕事と思うな。人生と思え。育児と思うな。人生と思え。」その心はパパは、仕事も育児も全力投球して、人生全体を思いっきり楽しみましょう!ということです。
育児で学んだことは仕事でも生きてくる
ハプニングやトラブルに強くなる
育児中での不測の事態に対して、乗り越えることを経験することで、とっさの判断能力、リスク対応能力が磨かれていき、仕事においても生きていきます。
人を褒める能力が磨かれ仕事がうまくいく
子供に限らず人はほめられて伸びる生き物です。ほめられて頑張りたくなるのは大人も同じ。チームメンバーや取引先に気持ちよく働いてもらうためにははめることが効果的です。
子育て上手なパパは日常的にほめる技術を磨いています。
若手の成長を見守る度量がもてる
子供のイヤイヤ期は子供の自我が芽生えてきた証拠で、自立して生きていくための訓練をしてきいます。子供が順調に自立してある証と捉えれば、厄介と感じるどころか喜ばしいことと感じることでしょう。
反抗期を経て子供が育っていくことを経験したパパは、人の成長を温かく見守ることができます。
職場で若手が反対意見や意見を曲げなかったりしたときに、年長者は「生意気だ」と感じて、押さえつけたくなることもあるかもしれません。しかし部下や後輩の成長を望むなら、彼らが自分で判断し、自立し、自分たちで仕事を進められらようになることを応援しなければらなりません。
育児に慣れたパパなら、「こいつも成長したな」と感じる心の余裕を感じる心の広さがあり、部下や後輩の成長を臨む寛大な姿勢を持つことができでしょう。
ワーキングマザーから学べ「困ったときはお互い様」
ワーキングマザーから学ぶ仕事と家庭の両立の5つのコツ
・不測の事態に備えて、前もって仕事の調整を図ってる
・仕事を一人で抱え込まず、他の人でもできるように「見える化」をしている
・自分が休んだときにサポートしてくれる上司や同僚に常に感謝の気持ちを伝え、応援者を作ってる
・逆に自分が頼られたときは喜んで手助けをする
・おじいちゃんおばあちゃんや近所のママ友と連携をとって助け合ってる
パパ友を作り、地域社会進出をすると育児がより楽しくなる
パパ友を作るコツは、各地域の行政やNPOが主催する育児イベントに参加する方法があります。
地元のネットワークが「心のセーフティーネット」になってくれます。 万が一、あなたの会社がリストラを始めたら、同じように厳しい状況に立たされている職場の同僚には、なかなか相談をしたり、助けを求めづらいでしょう。でも、職場も職種も年齢も異なる地元の仲間なら、相談に乗ってくれることもあるでしょう。
自分のモデルとなる育児パパがいれば、育児の指針ができ、人生がより充実したものとなります。
まとめ
1.本当に一番大切にすべきなのは? →「あなたの命はあと1週間です」と宣告されたら、あなたはどうしますか。自分に問いかけて本当に大切なものを見失うことがないようにしましょう。
2.仕事とプライベートは重なるものがある→最高のワークライブバランスとは、ワークとライフの垣根がなく、常に人生を楽しんでいられること。バランスよりも「ワークライフブレンド」の方がしっくり。
3.育児で学んだことは仕事でも生きてくる→ハプニングやトラブルに強くなる・人を褒める能力が磨かれ仕事がうまくい・若手の成長を見守る度量がもてる
4。ワーキングマザーから学べ「困ったときはお互い様」
5.パパ友を作り、地域社会進出をすると育児がより楽しくなる→会社以外にもコミュニティを持って、「心のセーフティーネット」を広げましょう。
最近育児、子育ての本を通して読んだことは、ビジネスの自己啓発本にも共通していることが沢山あると感じました。
子育てや夫婦関係で学んだコミュニケーション能力はビジネスでの人間関係やチームワークでも有効に働くことがあります。
例えば、「人は欠けてるところを見つける天才」という言葉を、上司の心得を学ぶ本に書いてありましたが、子育てでも子供の悪いところばかり目がいってしまうのは同じだと思います。
そこを人の良い面を見つける事を意識することで、その人の強みを伸ばすことにもつながると感じました。
会社の同僚に、子供を抱っこするとすぐに泣いてしまうということを話すと、「自分の心臓の音が聞こえるように、抱っこをしるといいかも」と先輩ママさんからアドバイスをいただきました。この経験はワークライフブレンドという言葉がとてもしっくりきました。仕事(ワーク)を通して知り合った方のアドバイスが、プライベート(ライフ)でも参考になり、人生全体にプラスになることができると感じました。
ワークライフバランスを保つためには、時間外の削減ということも取り上げられることが多いでし、もちろん仕事は仕事、プライベートはプライベートで分けたいという考え方も正しいことだと思います。
しかし、ワークライフブレンドという言葉のように、仕事での経験や考え方を家庭で活かしたり、プライベートの趣味や特技などを仕事で活かしたりなど、時には混ぜて、自分の人生全体を楽しむ意識をする方が、人生はより充実できるのかなと感じました。
皆さまはどのように感じますか。
この度は最後までお読みいただきありがとうございます。
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