今回は松橋 良紀さんの著書 「雑談の心理術」を読みました。
このブログは、人と話す際の重要な考え、緊張をしないための考え方、失敗の重要性などを中心にお伝えをしていきます。
人前で話すのことが緊張をしてしまうなどのお悩みの方は、根本の意識を変えることで、改善できる方法もご紹介してます。
読んだ背景としては、前回ブログで紹介をした
「田舎で子育てしたいなら自給自足でセミリタイア」の著書の三栗さんからインタビューの依頼があったためです。
人生初めての経験と言うことで、インタビューを聞く方に有意義なお時間を過ごしてもらえるように
話し方のコツなどを学ぼうと思ったのがきっかけです。
自分が本書を読んで感動したポイントを3つに分類をしてご紹介をいたします。
具体的な話術や聞き方は最後の方ご紹介をさせていただきます。
失敗の経験が感動できるチャンス
コンサルタントは「経験が豊富」というイメージがあると思うが、成功体験よりも失敗体験をたくさん持っている方が、優秀なコンサルタントで人の役に立てる。
なぜなら成功のノウハウは効果がある人もいれば、全く効果がない人もいる。
しかし失敗体験は誰にでも当てはまる。それを回避する行動は、すべての人に当てはまるから。
そのため失敗をたくさん積み重ねた人ほど価値が高い。
酷いことをしてくれる人がいるから、優しい人に感謝ができます。
人間関係で手痛い失敗をすることで、初めて本当の優しさが分かります。
お金に困った体験があって、お金のありがたみが分かります。
入院して初めて、健康のありがたみが分かります。
困難があり、障害があるから、感動があります。
あなたの人生には、これからいろいろな障害が起こるかもしれません。でも困難なことが起きたら、障害が目の前に現れたら、喜んでください。
それは、感動できるチャンスが訪れたサインだからです。
松橋 良紀「雑談の心理術」 KADOKAWA / 中経出版
失敗体験が多いほうが、良い!そう考えてみるのはいかがでしょうか。
人の評価は気にせず、自分で褒める
自分の偉く見せたり、有能だと見せたいなど、等身大以上の姿を見せようと高望みをしているから緊張する。
自信がないほど、人の悪口を言ったり、自分が偉いと自慢したがる。
「人からの評価」という執着をどれだけ捨てられるかが、心の豊かさにつながる。
比べるのは昨日の自分。少しでも成長をしたら褒める。誰も褒めてくれる人がいないなら、自分で褒め続ける。
この小さな積み重ねが、ゆるぎない自信を作り、ゆるぎない人生を創り出す。
与えることを意識すると緊張しなくなる
どうやったら素晴らしい人間関係を築けるのか?
「与えてもらう人から与える人になる」ということ。
他人から評価や価値を与えてもらうのではなく、人に与えるという立場をとれているかが重要
例:人前で緊張するというのは、人からの評価を気にしている状態。いわば評価を与えてもらう意識になっている。
「聞いている人がどんな結果を持ち帰ってもらえるか」という与えることを意識して人前で話すと緊張しなくなる。
他人の評価は気にしないで、自分が何を与えらえるかを意識することが大切。
効果的な聞き方3選
あごのペーシング方法
相手のあごの動きと全く同じ動きをする→呼吸を合わせることが、深い心理関係が生まれるため。
あごの動きを合わせると呼吸が合わせやすい。
確実な返し方→オウム返し
〇「私ゴルフ好きなんですよ」「へ~ゴルフですか?」
×「私ゴルフ好きなんですよ」「私もゴルフやるんですよ~」
相手と同じ言葉を使って、相手の世界観を邪魔しない
沈黙を耐える技術
会話が途切れた状態のことをフランスでは「天使が通った」と表現する
質問をして沈黙が訪れたら、相手が先に口を開くまで待つ。
まとめ
いかがだったでしょうか。
緊張しないようにするためには、他人の評価は気にせず、聞いている人がどんな結果を持ち帰ってもらえるかを意識することが大切です。
次回のインタビューでも、自分をよりよく見せようということは意識せずに、正直な等身大の自分で話ができればと思いました。
最後に本書に書いてあった自信をつける方法について、ご紹介をさせていただきます。
自信とは1円玉を1枚ずつ貯金箱に入れるようなもの。
人から100円玉をもらっても、それを崩して1円玉にしないと入らない。小さな積み重ねしか、本当の自信につながらない。
お勧めは毎日3つの感謝日記を書くこと(SNS投稿はより効果的)
「水道をひねったら水が出た、感謝!」でもいい。
感謝センサーを磨くことで、自信が少しづつ積み重ねれる。
この内容をもとに、毎日自分が成長できたことを3つ投稿するという方法も、
自信にもつながり、他人と比べることも減り、心の豊かさにつながると思いました。
早速今日から始めたいと思いました。
本ブログの内容が少しでも参考になれば幸いです。
この度は最後までお読みいただきありがとうございます。
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