個人的にお気に入りの水野敬也さんの著書「夢をかなえるゾウ」のシリーズで、今回は3を紹介いたします。
今まで、4→1→2と読み進めておりました。3は今までで2番目に面白かったです。
それでは今回は、仕事を楽しくするコツを、「夢をかなえるゾウ3」を通してご紹介をいたします。
大前提として、楽しい仕事は文化祭の延長、つまらない仕事は罰ゲームという考え方です。
まとめとしても、最後に補足をいたします。
お客さん目線で自分の仕事に感動できるところを見つける
仕事を選ぶときに一番大事にしないといけないのは、これまでの人生で自分が何に感動したかということ。
初任給や伸びそうな業界という観点ではなく。
自分が受けた感動を今度は人に伝えたい、伝える側に回りたい、そう思ったとき人は自然な形で仕事ができる。
仕事とに関わる人全員がサービスを作ってからお客さんに提供するまでのすべての過程を経験できたとしたら、もっと自分の仕事を楽しむことができるようになるはず。
「入社したときから、会社は「給料をもらう場所」でしかなく、扱っている商品やサービスについて必要以上に知ろうとしてこなかった。」
そう思うことはないでしょうか?
今日から、もっと自分の会社に心を開いて、詳しく知ることを始めてみてはいかがでしょうか?
一緒に働いている人に感謝の言葉を伝える。
ポットのお湯を入れてくれている新入社員、仕事をきっちりこなしてくれる同僚、毎日会社を清掃してくれる人・・・
「ありがとう」と伝えることが、少し照れくさいかもしれません。
しかし思い切って感謝の気持ちを伝えることで、自分自身も胸が温かくなり、幸せな気持ちになれるかもしれません。
自分で自由にできる仕事を作る
自分たちで自由に考えて工夫できるから楽しい。無理やりやらされていたら罰ゲーム。
上司に「次は何をやればいいか」聞きに行ったときに、「仕事は自分で作れ」と言われたことはないでしょうか。
「自分で仕事を作れ」と言われると、「作らないとだめだ」というプレッシャーで動くから結局は押し付けられている気がするかもしれません。
しかし本書でガネーシャが言っていたのは、もっと自由に楽しく仕事をするために「自分で仕事を作る」ということです。
自分主導で進められる仕事を増やしてみるのはいかがでしょうか。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は夢をかなえるゾウ3を読んで仕事を楽しくするコツ3選をご紹介させていただきました。
簡単にまとめると
「自社の製品について知り、一緒に働いている人に感謝を伝え、自由にできる仕事を自分で作る」ということになります。
冒頭でもご紹介をした、「楽しい仕事は文化祭の延長、つまらない仕事は罰ゲーム」について最後に補足をさせていただきます。
中学生や高校生の時に、文化祭で屋台やお化け屋敷などをやった経験はありますでしょうか。
自分たちで何をやるかを決めて、みんなで協力して、限られた予算の中で食材を買ったり、段ボールを使って準備をしたり。。。
文化祭当日には、人が来なくて悩むこともあれば、たくさん来すぎて、バタバタ状態になったりと苦労しながらも、
お店を楽しんでくれていた人の笑顔をみると嬉しい気持ちになったりと。
お客さんからはお金はもらえなかったり、もらっても大した金額ではなかったかもしれません。
しかし、普通の学生生活では味わうことができなかった、誰かを喜ばせることで得られた「達成感」や「充実感」を感じることができたのではないでしょうか。
もし、私たち大人がしている仕事が、文化祭の延長のように感じることができれば、仕事がもっと楽しくなると思いました。
ほとんど大人は、仕事は生きていくため、お金を稼ぐための、罰ゲームという感覚で仕事をしているのかもしれません。
「罰ゲーム」を「文化祭」の感覚に変える方法は、自分たちで自由に考えて、自分たちで工夫ができることだと思います。
罰ゲームが自分で自由に決めることができれば、「罰ゲームではないじゃん」ということは明らかですよね。
仕事も同じように、罰ゲームの感覚をなくすためには、今の仕事の中で、「自由にできる仕事を自分で作ること」を始めてみるのはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント