育休を取る!!経緯とメリットとやりたいことを発表

夫婦

2022年6月中旬に妻は第2子の出産を予定しております。

育休を取ると考えており、6月9日上司と面談があり、育休取得の可否及び期間の交渉をします。

自分の考えを整理するうえで、ブログに書かせていただきました。

これから育休を取得しようと思っている方、旦那さんに育休を取得してほしいと思っている女性の方、職場で育休を取得したいと希望している男性の方がいるなどに、少しでも参考になれば幸いです。

育休取得を考えたきっかけ

育休取得を考えたきっかけは、妻からの育休取得のお願いがあったためです。

自分の友人からも育休取得をする人が増えてきているので、少しずつ現実味を帯びてきました。

第一子の時には産休取るという考えは、全くありませんでした。3年ほど前でしたが、自分の周りにはそのような人はいなかったと思いますし、男性の育休があること自体も知りませんでした。

出産予定報告から育休申請前まで

育休を取ると考え、上司には妻が安定期に入ったときに上司・同僚に妊娠の報告をしました。

2022年2月に課内の人事異動の事前連絡の際に、育休取得の意向を上司へ報告いたしました。

実際その時点では、具体的な期間は明示していなかったですが、2か月程度という話をしてました。その頃は男性の育休についての知識がなかったので、社内ではどのような手続きが必要か知りませんでした。

妊娠予定日から1か月前、社内の規定などを見ていたのですが、いまいち良くわからず、社内のホームページを検索すると育休取得の専用ホームページがあることを知りました。

そこには2か月前までに出産予定日を会社に報告し、1か月前までに申請書類を提出すると記載がありました。

正直、かなり焦りました。

出産予定日まで1か月きってる・・・取れなくなるのでは?という不安を抱きながら、総務の担当部門へ連絡を入れました。

返っていた答えは「1か月前というのは、会社側の目安で、それを過ぎても育休取得はできますから、安心してください」とのことでした。

少し安心した自分は、どのような制度があり、お金の面、自分のキャリア、色々な不安が出てきました。

そのため、男性の育休に関する本を5冊、YouTubeで関連動画を5時間程度みました。

本で学んだことや、キャリア、人生観と照らし合わせながら、自分が考えた男性が育休を取るべきメリットついて記載をさせていただきます。

関連書籍

なぜパパは10日間の育休が取れないのか?家族も、自分も、会社も、みんなが幸せになる育休の取り方・過ごし方・戻り方


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育休を取る上での考え方-短期目線で考える(自分が半年後に死ぬとしたら)

人はいつ死ぬか分かりません。自分が明日生きている保証は誰にもできないと思います。もちろん自分だけではなく、妻や子供がいつ死ぬかは誰にもわかりません。

「人は死ぬ」ということ。その「死」がいつ訪れるか全く予見できないことです。

実は私たちは次の瞬間にはこの世にいないかもしれない。それなりに高い確率で次の日がやってきて、それを繰り返しているにすぎないのです。

すべての人間にとってどうしても不可避な死。それを受け入れるしかありません。それよりも、いつか訪れるか分からない死がある中で、どう生きるかを考えたいと強く思うようになりました。

もし自分が半年後死ぬとしたら、どのような選択を取るだろうか?働き続けるのか?それとも家族と過ごす時間を増やすために、仕事をやめるのだろうか?

もちろん答えは後者の仕事はやめて家族との思い出を作るということです。

会社員をしていると仕事の仲間と過ごす時間が長くなりやすいです。

ゆえに育休を取ることに対して「そのコミュニティを優先しないと不安になる」「仲間外れにされたら仕事がしにくくなる」「評価が下がって昇進しにくくなる。」そんなことを考えてはいないでしょうか。

家族は絶対に味方であると考えているから、安心して仕事を理由に家族との時間を削ってはいないでしょうか。しかし自分自身も家族もいついなくなるか分かりません。

極論かもしれませんが、人はいつ死ぬか分からない、だからこそ家族との時間を優先するべきだと感じました。

スティーブジョブズの有名なスピーチで、下記のような言葉があります。

if today were last day of my life , wolud I want to do what I am about to do today?

もし今日が人生最後の日だとしたら、今やろうとしていることは 本当に自分のやりたいことだろうか?

育休を取る上での考え方-長期目線で考える(人生100年時代)

育児を二人で担う基礎ができるとともに、夫婦の絆、子どもへの愛着が深まります。育休を取得することで人生100年時代を家族で笑顔で過ごす礎ができると思います。

長い人生を最愛のパートナーと共に笑顔で過ごすためにも、家族にとってたった一人の父親として育児に参加するべきだと感じました。

子どもたちはいつか独立し私たちの手を離れていきます。そうなったとき私たちは「家族」から「夫婦関係」に戻ってゆくのです。10年20年先の家族の形を見据えながら、今の行動を夫婦で考えていく必要があると感じました。

パートナーと過ごす時間は35歳の自分にとっては、100歳まで生きるとすれば、残り65年あります。会社人生は定年まで働いても30年です。

会社に人生をささげた場合、老後パートナーから見放されてしまうかもしれません。

仕事も大切ですが、家族も大切です。

職場にとっての自分の代わりはいるかもしれません。

しかし生まれてくる子の父親は自分しかいないです。妻にとっても自分は一人しかいないのです。

育休取得のメリット

①貴重な存在になれる

あなたの周りの人で育休を取得したことのある男性はどれくらいいらっしゃいますか?

自分の友人では2人おります。まだまだ少ないと思うので、自分を育休を取得をすることで、レアな存在になり、その経験は将来貴重な武器になるのではないでしょうか。

社会にとっての貴重な存在(レアカード)になるためには、100人中1人になる分野を3つもつ」という言葉を実現する一つに「男性育休」があると考えることもできると思います。

②キャリアについて

男性は基本的に仕事を離れるということをしないと思います。

しかし女性はどうでしょうか?

出産を期に必ず仕事を離れることを余儀なくされるます。

男性が仕事を離れるという経験をすることで、女性の気持ちもわかるのでは?と感じました。

自分が勤めている会社では、女性の職場に対する満足度が低いです。その原因はまだ具体的には分かっていないです。課長さんの意見では「査定が低いから、満足度が低いんだよ。金ですよ。金」というのもあったそうです・・・

育休を通して仕事を離れたことがある男性がいることで、女性の気持ちが分かり、フォローもできると思いました。

③「住んでいる場所」から「暮らしている場所」へ

社会進出というと、女性のキャリアの文脈で「女性の社会進出」と述べられることが多いと思いますが、「社会って何だろう」と考えました。

「地域社会」こそ一番身近な「社会」と考えると、実は「男性の(地域)社会進出」こそできていないんじゃないか。

仕事だけ一生懸命やってきた夫が退職した後に家庭や地域に居場所がない。という話をよく聞きます。

人生100年時代と言われる中で。「仕事」だけが生きること、社会の接点となることは、あまりにも虚しいですよね。

自分の住まいの近くで、どれくらい挨拶できる関係の人がいて、公園で一緒に遊べる仲間、子供を預かってくれる人はいますか?

自分が振り返ってみると全くそのような知り合いは親族を除いておりません。

育児は地域へ出ていくきっかけになると思うので、多様性が楽しめる地域で交友関係を広げて、楽しく子育てをしたいです。

育休は究極的には生き方の問題

育休を取ることは勇気がいるかもしれませんが、その一歩が人生を豊かにし、時代を先に勧める原動力なのだと思います。自分の人生がかかった重要な問題です。

人はなぜ生きるのでしょうか?なぜ家族を作るのでしょうか?

仕事も子育てもすべて手段です。本当に自分がやらなければならないかというとそうではないのです。

生きるためには自分が稼がなければならない、我が子の育児は自分がやらなければならない、本当にそうでしょうか?

自分の人生を豊かにする責任は、他ならぬ自分のみにあるのです。

育休は家族と向き合う時間をもたらし、家事育児の負担をパートナーと共有する機会を与えてくれます。また、会社や仕事の見え方を変化させます。自分の人生を客観視させてくれます。

自分の人生について考えるための「手段としての育休」という側面もあるのかもしれません。

いくつかの男性の育休の本を読むと、「客観力」という言葉が出てきました。

仕事を離れ、育児をすることで自分の人生を客観的に見つめることができて、新しい価値観や本当に自分が大切にするべきものが見えてくるのではないかと感じました。

育休期間でやりたいこと

最後に育休を取得中の妻に、育休を取得したらやりたいことを明確にして、スケジュールを立てておくことの大切さを伝えられました。

長期の休暇では、何かしら理由を作って行動を先延ばしにしてしまうことがあるようです。

育休期間でやりたいこと

・家族との旅行(国内・海外)

・自分のキャリアの見直し→なぜ海外転勤を希望しているのか?・これからはどのように働きたいか?

・価値観を広げる→人間関係を広げる・今までに出会ったことのない人に会う(多様性を意識する)

・起業をすること→起業家に会う・目標となる人を見つける

・新しい人間関係の構築→地域社会進出・地域での友人を作る

・やりたいことを仕事としてやる→知り合いの大工さんの作業の手伝い

・やりたいことをやる→軽井沢の庭掃除・別館の補修

実際に育休を取ることが出来たら、具体的な計画表を作りたいと思います。

この度は最後までお読みいただきありがとうございます。

今後経過報告なども報告できればいいなと思います。

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