「どこまでも自由な不自由な旅」 OR 「不自由も自由もない旅」あなたはどちらを選びますか?
喜多川泰さんの著書「 ライフトラベラー 人生の旅人」を読まさせていただきました。人生についての向き合い方が学べるとても素敵な本でした。
喜多川さんの別の本にも通じるものや思いが伝わってきて、ぜひ自分の娘や家族にもお勧めしたいと思える本でした。
今回は本書で感じた重要だと思った点を、【経験】、【出会い】、【楽しむ】という3つの分類でまとめました。
ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。
ライフトラベラー 人生の旅人 (喜多川 泰シリーズ) [ 喜多川 泰 ] 価格:1,430円 |
経験
人生の財産は<経験>である
働くとは経験をお金に変えることであり、時間をお金に変えることではない。
誰でも出来る仕事は1時間千円しかもらえないが、その人しかできない<経験>のある仕事は1時間五十万円ということもある。
そう考えると自分の欲しいものを買い集めるよりも、誰もしてないような<経験>をする方がいい。
旅先にあれている0を出来るだけ1にする
私たちはみんな人生という旅の途中である。最初はみんな<0>を<1>にすることに夢中だった。
いつの間にか、自分の周りにある<0>がなくなった時点で、<0>を探すのをやめてしまう
どこまでも自由な不自由さに飛び込めば、今までの自分とは違った自分と出会える
『歯ブラシがないと不便だろうなぁ』と思ってるけど、実際に持っていくのを忘れると、現地で歯ブラシを買うという経験ができる。旅行から帰ってきたときに、どっちのほうがよかったと思える?持っていってよかった?それとも忘れてよかった?」
「旅先で不自由がないように完璧な準備をしていくと、たしかに快適かもしれない。でも、自分のいる場所では経験できないようなことを経験する機会もなくす。だからぼくは、どうしても必要なものだけ持っていくことにしてるんだ」
出会い
人生を変える出会いをするためには、自分がどんな〈想い〉を持っている事が大切、〈想い〉が同じならば奇跡が起こる
可能性を引き出してくれるものも出会い。幸せを運んでくれるものも、新たに学びを与えてくれるのも、すべて出会い。
出会いのタイミングは早すぎるも、遅すぎるもない。人生の中のまさにピンポイントで訪れる。
同じ〈想い〉を持つものが出会った時、お互いの人生に必要な出会いだと言うことに気づき、その出会いがなければ進めない方向に人生の舵を切っていく。
もらえるものばかりを考えずに、自分があげられるものもまず用意する
旅先で何を与えるなんて一切考えてない。自分が何かをもらうことばかり考えている人が多い。
旅の目的を果たすために必要なものはすべて揃ってる。足りないと感じたものは旅先で手に入れればいい
〈才〉は自分が持ってなくても、誰かが持っている。出会う人が持っている〈才〉を、それを持ってきてない人のために使い、助け合って過ごすのが、旅の一番の素晴らしさ。
楽しむ
起こること全てを楽しむと決めてから、旅にでる
あなたは旅に出るならどんな人と旅に出たいか。一人旅でも常に一緒にいる人がいる。それは自分だ。
どんなことが起こっても、それを楽しむ。トラブルだって笑いに変える。どこへ行っても自分と一緒だから、こいつと一緒に旅をするのは楽しいと思える自分になる。
乗り越える試練が多いほど、充実して楽しい旅になる。そのため、試練がある人生を自分で選んで生まれてくる
若くして亡くなる人生、耳の聞こえない人生、障害を持って生まれる人生、その生き方は生まれる前に自ら決めている。普通は皆んなが持ってくべき〈才〉を持っていかず、普通は持っていかない〈才〉を持っていく人もいる。
その〈才〉を通して、たくさんの人を幸せにして、たくさんの人を旅先で繋いで、人生を終える。
まとめ
◆経験→
新しいことへ挑戦をすることを常に続けて、0を1にすることを増やしていく。その経験は財産となり、自分だけではなく、他の人にも役に立つ。
◆出会い→
TAKEだけではなく、GIVEをすることを心掛ける。自分が持っていないものは誰かに助けてもらい、自分がもっているものは誰かに与える。助け合いの精神が人生という旅を充実したものにする。
出会いに早いも遅いもないと言うことに気づければ、その人との出会いのタイミングに後悔をせず、出会った瞬間からその出会いを大切にすることで、今を生きるにつながる。
出会いを通して、自分の<想い>を伝えることで、お互いの人生はより素敵なものになる。
◆楽しむ→
自分がもっている個性(長所・短所)は、生まれてくる前に決めて持ってきたものである。人を羨むのではなく、自分がいま持っているモノを大切にして、それを伸ばしていく。
自分の人生の中で経験する試練やトラブルも、生まれてくる前に決めてきたものである。すべての出来事を楽しみ、それを乗り越えることで人生が充実する。
いかがだったでしょうか。
本書は「人生」を「一人旅」に関連付けて、大切なことを伝えてくれます。
まとめてみるとどこかで聞いたことがある内容で、当たり前だと思うことが多いかもしれません。
しかし当たり前と思っていることが、実際の行動に移せていないことは多いのではないでしょうか。
どこまでも自由な不自由な旅を選んだ方が人生は充実するかもしれない。。。
そんなことを考えながら、新しいことへ挑戦をつづけていきたいと思いました。
この度は最後までお読みいただきありがとうございます。
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