自分がブログを書く理由-「君と会えたから…」を読んで

子育て

本書をブログでご紹介をしようと思ったきっかけ、この本は娘が中学生ぐらいになったら読んでほしいと感じたからです。

さらには、本書に書かれているヒロインのハルカの父の行動が自分がブログを書く理由と合致している点に、共感を受けて、その内容を紹介したいと思ったためです。

まずは本書に書いてある文章を紹介します.

もし、すべてがうまくいくとしたら、絶対に欲しいものが手に入ると約束されているとしたら、

あなたは、何を目標とし、それに向けて何をしますか?

あなたは知っていますか?あなたにはそれが約束されてることを。

すべてがうまくいくとしたら、絶対に欲しいものが手に入るとしたら、と考えた時に出てくるものこそ、あなたが本当にしたいことであり、必ず達成できるゴールだ。

むろん夢をいただくだけではどんなに強く思っていても達成などできない。大切なのは行動だ。

私たちの未来の夢は、絶対に手に入れると狂おしいほどに信じて、

それに向けて情熱をや他さずに行動を繰り返す限り、

それがどんな大きな夢であっても、必ず達成されることが約束されている約束の地であり、

それを確率の低いものに変えてしまっているのは、冷静な分析と称して、行動をすることもなく、頭の中で繰り返される消極的な発想に他ならない

いかがでしょうか。

かなり熱量のこもったメッセージだなという印象でした。この文章がハルカが伝えたいメッセージの一つとなっております。

それでは本書の「ハルカから教わった七つの教えについて」のご紹介をご紹介させていただきます。

自分の本当に欲しいものを知る(自分が与えたいものを知る)

1枚目のライフリスト(TAKEのリスト)は自分の人生においてほしいものを知るために書く。

人生で絶対そうなるって約束されていることは、たった一つ、いつかは死ぬということだけ。

その他のことは何も約束されていない。ライフリストに書かれたすべてのことを手に入れられないとは言い切れない。つまり方法はあるってこと。

それを見つけられる人は「絶対できる」と信じて行動を続ける人。

夢を実現させる方法を知る

1枚目のライフリスト(TAKEのリスト)は自分の欲しいものとか行ってみたいところ、やってみたいことというのは、実は結果として手に入れるものであって、それを目標にして、日々生きるためのものではない。

2枚目のライフリスト(GIVEのリスト)はそれを実現するための具体的行動のリスト。人に達成させてあげたいことリスト。

GIVEのリストだったら、たった今でも実現できることがたくさん抱えているはず。それを達成できるような毎日を繰り返していけばいい。そうするといつの間にか一枚目に書かれた大きな夢に手が届きそうなところまで到達している

GIVEのリストを実現するような毎日を送ることによって、一枚目の内容を同時に達成することができる。GIVEのリストには、「いつかは」「将来は」という抽象的な表現は避け、「今日できること」を考えると、そのための行動がすぐにとれる。

経済的成功の真実を知る

円→「ありがとう」と読む

欲しいものを手に入れるためにお金を払っているのではない。それに携わった人に、「ありがとう」を届けているのだ。

お金を儲けるということは、<ありがとう>を集めるということ。

時給800円のバイトをしている人のほとんどは、8000円必要であれば10時間働くしかないと考え実際にそうする。しかしほんとに考えなければならないことは、1時間に10倍のありがとうをもらう方法はないか、ということ。

今の収入の倍欲しいとなると倍働くしかないって考えてしまう。「時給」というシステムの中で仕事をしているとそうなる。

お金のためではなく、純粋に誰かのためになりたい、誰かを喜ばせたいって考えながら仕事をする人って、「あと何時間働いたら○○円もらえるから」なんて思いながら仕事をすることには絶対にならない。

むしろ同じ時間を働いても、「もっと人のためになる方法はないか」「もっと喜んでもらえる方法はないか」と自分の仕事を工夫していくことになる。

将来の目標が、「たくさん儲けること」から「たくさんのありがとうを言ってもらえる人になること」に変わるはず。

魅力あふれる人になる

自分の内側に明かりを灯すだけで、それらすべてのコンプレックスや今日の自分を作り上げるためにできた傷は、その人の魅力を引き出す個性になる

手段を目的にしない

職業を夢だと考えない。

ある職業をつくということは、自分の夢を実現するための一つの手段を手に入れるということでしかない

職業というのは夢を実現するための一つの手段であることを忘れてはいけないし、それがダメだからと言ってすべてがダメというわけではない。目標達成の方法は一つではない。

将来の夢を見つけるときは、何になりたいかよりも、なぜなりたいかの理由の方が大切。

飛行機が目的地に到着するための一つの手段でしかないように、プロ野球選手という職業は夢に到達するための一つの手段である。

野球選手になりたい理由が、「年間に1億円稼いで、子供のヒーローになりたい」ということであれば、他の職業でも可能ではないでしょう。

飛行機に乗れないからと言って目的地に行くこと自体を諦めるな!

出来ないという先入観を捨てる

昨日までできなかったことを理由に、自分は一生それができない人間だと決めつけてしまう。先入観が可能を不可能にする。

昨日までできなかったという事実が、今日もできないという理由にはならない。

人生において決してできないことなどない

約束されていることはひとつだけ。人は死ぬということ。だから人生において、将来約束されていることなんて何もない。

だからこそ、自分の行動次第でどんなにすばらしい成功だって手に入れることができる。

一日一日を大切にして、少しずつでもいいから、今日も夢に向けて一歩前進したと思える毎日を過ごしてほしい。

明日を生きることを約束された人なんてこの世に誰もいないのに、どうしてみんな今日一日を大切にしないんだろうって本当にそう思う。

明日がなくなってしまう私からのお願い。

いかがでしょうか。

個人的には、GIVEのリストを作ることが特に新しい発見となりました。自分のやりたいことをリスト化するというのはよくありますが、人に達成させたいことを書くという作業は今まで経験したことはないのでしょうか。

それでは、最後に下記の部分で自分が本書でもっとも共感をした内容を、一部抜粋をして紹介をさせていただきます。

父から娘へ

周囲の価値観に流されるのではなく、自分のやりたいことをやって生きていく強い人間に

自由に思うように生きて、たくさん失敗してそこからたくさん学んで、強く、たくましく成長していこう。

お前が行動する勇気が欲しい時にパパがこの世にいなかったら困るだろう。

だから、その万が一に備えて、パパの考えていることを毎日書いていくことにした。

お前が自分の人生の中でつまずき転んで立ち上がろうとするときに、勇気が必要なとき、

そんなときのお前に話してあげたいとことを、

私自身の人生を思い返して、書いておくことにした。

もちろん、これは万が一のための備えだから、ここに書かれていることの多くはパパから直接お前に話すことになるだろうね。

でもきっと役立つ時がやってくると思うんだ。

例えば、お前が女の子だったら、年頃になるとパパとは口もききたくないなんて時期もあるだろうね。

そんな時にも役に立つかもしれない。

お前が高校を卒業するころになると留学したいなんて言い出すかもしれない。

そのときにパパもそばにいてなんてわけにはいかないが、この日記なら持っていってもらえるかもしれない。

そういうチャンスがなかったとしても、お前が親になったときに初めてこの日記の存在に気がついて自分の子供に、

つまり私の孫に伝えてくれるかもしれない。

そんなことを想像しているとこれから先、書くのが楽しみになってくる。

お前が幸せな人生を送るために、今パパにできることはこれだと確信したんだ。

私のこの行為は多くの人にとって不可解なものだろう。

でも人間の一生なんていつ何があるか分からないものなんだよ。

みんな、当たり前のように明日が来ると思っている。

明日が訪れる保証のある人なんてこの世の中にはいないということを

言葉では分かっている人でも、自分の明日が急になくなってしまうとは考えない。

だから、私が今日伝えたいと思うことを、それを伝える日が来るのを待つのではなく、今日書いておくんだ。

お前が「パパはどう考えているんだろう」と考えた時にそれが分かるようにね。

いかがでしょうか。この文章を読むだけでも、涙が出そうになります。

一回読んだ時は、泣いてました笑

自分が伝えたい書けているか分からない人生で、とても有意義な行動だと思います。

自分の娘が親になったときに、それが孫に伝わるのであれば、そんな嬉しいことはありません。

自分の祖父は、若くして亡くなってしまったり、病気になってうまく会話をすることができなくなって、どのような性格でどのような思いを持っていたのかは、知る方法はありません。

時々両親を通して、知ることができますが、直接は祖父の口からは聴くことはできません。知りたくても・・・

そのため自分は子供に伝えたいこと、孫に伝えたいことを残しておきたいと思いました。

ブログは紙の日記とは違って色褪せたり、紛失することはないので、これからも日々更新し続けて、娘が大きくなった時にこのブログを読んでほしいと思います。

今日もブログが書けていることを当たり前と思わず、日々感謝して・・・

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

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