今回は「宮崎 雅啓」さんの著書で
「 虹を渡った人たち ボクの心に火を点けた 挑戦者の物語」をご紹介いたします。
なんか人生つまらないな~と思ったときに、ぜひ本書を読んで欲しいと思います。
娘へのメッセージ
「戦争のない平和な世界に生きられていることに感謝して、今を大切にしなさい」
本書を読んで特に刺さった内容を3つに分けてご紹介いたします。
平和の中で生きられることに感謝
隊員の中には特攻という肉弾作戦に批判的な若者もいた。
しかし、それは少数派で、多くの若者は自分の意思で特攻を望み、散っていった。
人間魚雷に乗り込んだ若者は窓もない閉鎖された孤独な環境の中で、敵艦に突っ込む直前まで、得体も知れない恐怖に襲われただろう。
でも自分の犠牲が相手に打撃を与え、日本に残した家族を、そして日本の未来を守ると信じて乗り込んだんだ。
今、父さんも健介も人間魚雷で散った彼らが守りたかった未来に生きているということ。
人間魚雷で敵艦に突撃していった彼らは本当に純粋な人たちだった。
みんな自分を犠牲にしても、残された人の幸せを祈って死んでいった。
特攻で亡くなった若者たちが必死に守ろうとした未来に生きていることを決して忘れてはならない。
平和の中で生きられることに感謝し、一日一日を無駄に過ごしてはいけない。
「戦争で亡くなった人はもちろん過去の人たちみんなが懸命に行きたかったから今がある」と先人の努力に感謝する。
今を大切にする
未来は永遠に続くように思える。だけど、これだけは忘れるよ。誰もが死ぬ。
誰もが毎日確実に死に近づいている。これは。俺もお前も大富豪もみんな同じだ。
そして若いからといって長い人生が約束されているわけじゃない。
交通事故や災害だけで年間7000人が死んでいる。死んだ人たちもよもや自分の人生がこんなに早く終わると思っていなかっただろう。
だから常に忘れていけないのは、今を大切にすることだ。
やりたいことがあるなら、後回しにするな。いつかやると言っても、その「いつか」はいつになってもこない。
やりたいことがあるなら今すぐやれ。それが後悔しない生き方だ。
お前が本当にやりたいことはなんだ?この先、何に自分の命を燃やそうとしている?
何も動いてないのに、やる前から勝手にダメ出しをしているのはおかしくない?
失敗してダメなら、そこからまた新たな道を考えればいい。それが悔いのない生き方。
失敗はさまざまなことを教えてくれる。
成長するためには、とにかく行動することだ。
できることに焦点を当てて勇者になる
できないことではなく、できることに焦点を当てていること。
障害があろうがなかろうが、どんな人でもできることはたくさんあるのに、わざわざ他人と比較してできないことばかりに焦点を当てて嘆いている人が多い。
できることに焦点を当てれば、もっと前向きに生きていられるのに、わざわざ自分にブレーキをかけている。
ヘレンケラーも他人と比べて自分に障害があることを嘆いたり悔んだりはしていなかった。それはいくら嘆いたり悔んだりしてもしょうがないこと。
そこにとらわれず、「自分に何ができるか」を考えて行動したからこそ道が開けた。
周りに勇気を与える人を勇者という。これからも自信を持って、自分のできることに焦点を当てて、周りにどんどん勇気を与える。
まとめ
本書を読んで、今現在平和で暮らせていることに感謝をする気持ちが湧きました。
約80年前の第二次世界大戦中は特攻隊という自分たちの命を犠牲にしてまで、守りたかった日本があることを忘れてはいけないと感じています。
特攻隊の人たちは、やりたいことが他にあったかもしれないが、将来の家族や日本のために、自分たちの命を犠牲にして亡くなっていった。
しかし現在の我々は、幸いにも戦争に被害を受ける可能性が低い世界に生きている。
それは本当に感謝をするべきことである。
今生きていることに感謝をして、人生を無駄にしてはいけない。
やりたいことは「今すぐやる」というのは、本当にその通りである。
本当に自分がやりたいことを見つけて行動をしていこうと思います。
できないことに焦点を当ててブレーキをかけるのではなく、自分自身も「できることに焦点を当て」て「自分に何ができるか」を考えて行動をしていきます。
特に自分の子どもにも「できることに焦点を当てて」、成長を見守っていきます。
今現在、やりたいことが見つからなくなっている。夢だった海外赴任も毎日の忙しさに追われて、何か本質を失っているような気がしている。仕事は楽しいか…
しかしこれだけは言える。妻と娘への感謝の気持ちは毎日伝えていこう。
いつこの命が終わるか分からない。
死んだとき後悔しないように、
妻には「毎日、家のこと、子どものお世話、美味しいご飯ありがとうね。結婚してくれて、家族になってくれてありがとう」
子どもには「生まれてきてくれて、ありがとう。生まれてきてくれてパパの人生は本当に素晴らしいものになったよ」と。
この度も最後までお読みいただきありがとうございました。
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