このブログをかいたきっかけは、2022年7月より、育休を取るということで、新しく人間関係を構築して機会も増えると考え、雑談力を上げる関連書籍を3冊読ませていただきました。
その中で、共通点を中心にご紹介をさせていただきます。
最初に結論から、ご紹介します。
①相手に考えさせずに、会話のラリーを続ける
②感情をやり取りする
③相手に焦点をあて、知らない話を楽しむ
このブログは、人見知りで話すのが苦手、会話がすぐに途切れてしまう、話すきっかけが見つけられないなど、日常で感じている人との会話の苦手意識を、早く誰かに話してみたいと変換することができると思います。
ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。
関連書籍の紹介
桐生 稔. 雑談の一流、二流、三流. 明日香出版社.
価格:1,650円 |
有川 真由美. なぜか話しかけたくなる人、ならない人 . 株式会社PHP研究所
価格:1,430円 |
五百田達成. 超雑談力 人づきあいがラクになる 誰とでも信頼関係が築ける. 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン.
超雑談力 人づきあいがラクになる 誰とでも信頼関係が築ける (五百田達成の話し方シリーズ) 価格:1,430円 |
挨拶にひと言添える
書籍 | 該当 | 補足 |
雑談の一流、二流、三流 | 〇 | 一流は挨拶にツープラスする 挨拶+①+② 例:「おはよう!(挨拶)昨日の飲み会楽しかったね。(一言)二日酔いじゃない?(二言) 最初の挨拶から雑談を滑らかにスタートさせる |
なぜか話しかけたくなる人、ならない人 | 〇 | 挨拶にプラスするひと言 1今日の気づき:今日は電車が混んでましたね 2相手に対する気づき:髪の毛切りました? 3感謝:昨日は手伝ってもらえて、助かりました 4気遣い:昨日は遅かったんですか? |
超雑談力 | × |
相手の名前を繰り返す
書籍 | 該当 | 補足 |
雑談の一流、二流、三流 | 〇 | 一流は相手の名前を反復して覚える 会話の中で繰りかえしその人の名前を呼ぶ 例:田中さんですね。はじめまして。田中さんはどちらのご出身ですか? 名前を聞いたら、その場で何度も口に出すことで記憶に定着させる |
なぜか話しかけたくなる人、ならない人 | 〇 | 挨拶をするときのコツ ①相手の顔をちゃんと見る ②名前を呼ぶ ③笑顔をプラスする |
超雑談力 | × | |
相手の言葉のオウム返し
書籍 | 該当 | 補足 |
雑談の一流、二流、三流 | × | |
なぜか話しかけたくなる人、ならない人 | 〇 | キーワードのオウム返しで「しっかり聞いていること」を示す |
超雑談力 | 〇 | 「単語そのままリピート」は「オウム返し」よりも簡単 例:「最近、投資を始めたんだ?」「投資ねー」「結構稼いでるんだよ」「稼いでるんだ」「FXが特に好調で」「FXか~」 |
話の内容は相手に焦点を当てる
書籍 | 該当 | 補足 |
雑談の一流、二流、三流 | 〇 | 一流は、相手に焦点を当てることからはじめる。 人が一番意識しているのは、「自分」。例えば修学旅行の集合写真で、好きな子と自分の顔のどっちを探すのがはやいか。 きっと自分の顔を発見する方が早いはず。 相手が話題の中心になるように話を振る |
なぜか話しかけたくなる人、ならない人 | 〇 | 「まわりは、自分のことをさほど気にしていない」と開き直ってから、人との関係がうまくいく。 「自分はどんな風に思われているんだろう」「何を話せばいいんだろう」と自分に意識を向けるのではなく、相手に意識を向けて、 「普通に接して、嫌われたらしょうがない」と考えると、気がラクになる。 自分ではなく相手に意識を向けて、相手の話は熱心に聞く、ありがとうとお礼を言う、にこやかに挨拶をするなど当たり前のことをしてればいい。 できるだけ素の自分で接しようとすると、肩の力を抜いて話せる。 |
超雑談力 | × |
自分の知らないことを話題にする
書籍 | 該当 | 補足 |
雑談の一流、二流、三流 | 〇 | 一流は、相違点を探して距離を縮める 人間は固有の生き物。価値観も違えば、過去の経験も考えも全く違う。人間は共通点よりも相違点の方が圧倒的に多い。 違いを面白がることから会話の突破口を見つける 一流は好奇心を満たせそうとする 決して無理やり興味を持とうとするのではなく、知らないものを知ろうとする好奇心を掻き立てる 「人の話を聞くときは、自分がその道の専門家になるような気持ちで聞く」 哲学者ソクラテスの無知の知→知らないことを自覚すること。これがよりよく生きるための指針である 新たな知識を得られるという喜びを感じながら話を聞く |
なぜか話しかけたくなる人、ならない人 | 〇 | どんな人も興味深い点があるもの。 「もしかしたらおもしろい人なのでは?」「共通点や学ぶことがあるのでは?」と、相手の〝宝探し〟をする気持ちで話すよい。 |
超雑談力 | 〇 | 〇知らないことを教えてもらう ×お互いが知ってる話題を話す 自分が知らないことを教えてもらう上で、話が広がりやすい質問の視点は、①過去、②現在、③未来にフォーカスする ①「過去」:昔からお好きなんですか?いつ頃はじめたんですか? ②「現在」:今でもよくやるんですか?最近は何がお勧めですか? ③「未来」:じゃあ今週末も?次に狙っている場所とかあるんですか? 相手がよく知らない話題を持ち出したら、「困った」ではなく「ラッキー」と思って色々教えてもらう。 ポイント:知らないことを聞けばいい。それだけで話が盛り上がる。 |
相手が答えやすい質問の仕方をする
書籍 | 該当 | 補足 |
雑談の一流、二流、三流 | 〇 | 具体的な質問をする(考える必要のないクローズドクエスチョン) ×今夜何を食べましょうか? 〇今日の気分としてはサッパリした魚介系ですか?ガッツリ肉系ですか? あまり考えなくても答えられる質問をする |
なぜか話しかけたくなる人、ならない人 | 〇 | 範囲を狭めて具体的に。 「好きなことはなんですか?」というような漠然とした質問には答えにくいもの。「休日はどんな過ごし方が好きですか?」と範囲を狭めた質問を。 |
超雑談力 | 〇 | 〇「どう(HOW)?」と状況や気持ちを尋ねる ×「なぜ(WHY)?」理由を尋ねる 理由を尋ねられた瞬間、人の気持ちはすっと冷めます。「なぜだろう?」と理由を考えて、頭が冷静になるため。 「考える」というステップが雑談の大敵。考えれば考えるほど言葉は少なくなり、場の空気は重くなる。 ポイント:「WHY」は心を閉ざし、「HOW」は心を開く |
話題を戻す
書籍 | 該当 | 補足 |
雑談の一流、二流、三流 | 〇 | 一流は踏襲話法で話をつなげる 踏襲話法:「そうそう」「そういえば」前の話から自然につなげる 前の話からつなげて新たな話題を展開する |
なぜか話しかけたくなる人、ならない人 | × | |
超雑談力 | 〇 | 〇臨機応変に話を前に戻す ×何とかして話を前に進める 「話、戻っていいですか」「さっき気になったんですけど」と宣言し、盛り上がった地点まで巻き返すと、再び会話は息を吹き返す。 ポイント:話は戻ってもいい。止まらなければ、それでいい |
情報ではなく感情をやり取りする
書籍 | 該当 | 補足 |
雑談の一流、二流、三流 | 〇 | 一流は、映像化して聞く 例:「ハワイに行ったんだけどね~」→砂浜の色は何色、広さはどのくらい、気温は何度ぐらい、人はたくさんいる。。。と相手の頭の中にある映像をイメージして話を聞く 相手と同じ映像を見ながら相手の話を聞くと、そこに共感が生まれる 同じ体験をしたかのように話を聞く |
なぜか話しかけたくなる人、ならない人 | 〇 | 事柄より感情を示す言葉で返す 例「会社の健康診断で、ひっかからないと心配していたら、大丈夫でした」 ×「会社で健康診断があるんだ」(事柄への反応) 〇「ひっかからなくて、ほっとしましたね」(感情への反応) 共感をしてくれることで、強い親近感を覚える |
超雑談力 | 〇 | 〇気持ちをやりとりする ×情報交換する 調べればわかる冷たい情報ではなく、自分だけが感じた生の気持ちを共有すれば、親密な関係を築けるのは当然のこと。 「情報」ではなく「気持ち」を話す。 |
リアクションは大きく
書籍 | 該当 | 補足 |
雑談の一流、二流、三流 | 〇 | 「ワイ、イエ、オーの法則」 料理や誰か来た時など、何か出てきたときに「わーい」「すごーい!!」など誰よりも盛り上げる。 その場を明るくすることに命を懸ける。銀座2丁目のナンバーワンオネエの方のアドバイス。 |
なぜか話しかけたくなる人、ならない人 | 〇 | 返答の最初に感嘆詞をつけて、”感動”を表す。 「ランチ、一緒にしませんか?」 →「うわー、行きます!」と感情を盛り込んだほうが、相手も嬉しい |
超雑談力 | 〇 | あいづち 〇「あ・い・う・え・お」でリアクションする ×「さ・し・す・せ・そ」であいづちを打つ 「さすが」「知らなかった」「すごい」「せっかくだし(センスいいですね)」「そうなんですか!」は媚びているように見えたり使う場面が限られ、いざというときにでない。 「あー!」と納得し、「いいですね!」と共感し、「うーん」と考え込み、「ええ!?」と驚き、「おー!」と感嘆する 相手としては興味をもってもらえていると嬉しい気持ちになり、話しやすい「気が合いそう」と自然と好意も持たれる |
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は雑談に関して、3つの書籍の共通点を中心にまとめさせていただきました。
共通する点としては、
①相手に考えさせずに、会話のラリーを続ける
②感情をやり取りする
③相手に焦点をあて、知らない話を楽しむ
一つでも参考になる方法が見つかり、少しでもお役に立てれば大変うれしく思います。
この度は最後までお読みいただきありがとうございます。
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